【SDGs A to Z: W (Work) 】 私にとっての持続可能な働き方。
#2〈まちのてらこや保育園〉高原友美さん
SUSTAINABLE 2023.06.21
自分のため、誰かのため、世界の問題のため…アクションを起こしたことで、新しい転機を迎え自分らしく輝けるようになった人の女性たちに話を聞きました。2人目は〈サムライウーマン〉代表取締役、まちのてらこや保育園代表の高原友美さんです。
“働く女性たちがサステナブルに生きていけるように支えていきたい”
“女性に生まれてよかった”と思える人を増やしたいという大きなテーマが私の中にずっとあって、出身地の岡山から上京したのも、女性をサポートする仕事をしたいと思っていたからです。初めは海外に目を向けていましたが、商社に就職後、産休後の仕事復帰に悩む先輩を見て、社会で闘う日本の女性たちにアプローチしようと決心しました。
会社という大きな組織に守られながらだと、自分の限界までアクセルを踏み込んで働けないと感じた私は、会社を立ち上げることに。退職を決めたタイミングでの中央区観光大使の活動は、伝統と文化が色濃く根付く日本橋に、地域と子育て世帯を繋ぐ保育園を作ろうと考えるきっかけとなりました。
保育業界未経験の私は、保育補助のアルバイトで園の一日の流れや子どもとの関わり方などを全て現場から学びました。振り返ってみると、どんなことにも「もしかしたらできるかも」と可能性の芽を信じて、挑戦してきたような気がします。
これからも働くお母さんたちがサステナブルに生きていける環境作りをしていきたいです。子どもたちとお母さんの笑顔が私の原動力です。
女性をサポートできる社会を作るためのアクション
・中央区観光大使の活動を通じて、地域と交流。
・働く女性に寄り添う会社を設立。
・未経験の業界を学ぶためにアルバイト。