名建築で巡る京都6つのエリア。 有名料理人も食材をショッピング、大原エリア。京焼の窯元へ山科エリア 。
京都は寺社などの世界遺産が多い場所。
そして有名建築家による建物を身近に感じる機会もある。
今度の京都は、名建築を巡りながら、街を満喫してはいかがでしょう。(PR/京都府)
大原(Ohara)|エリア
京都で暮らす魅力をたずねると、返ってくる答えの多くに大原の存在がある。
街中からバスならのんびり1時間ほどで到着する程よい距離にある大原の地。そこで育まれる野菜は日々の暮らしを豊かにしてくれるもの。昼夜の寒暖差がある大原は古くから野菜の生産が盛んで、初夏の赤紫蘇を使ったしば漬け発祥の地でもある。
人気に火がついたのは、京都の料理人が力強い野菜を求めて足を運ぶようになったことから。朝市は朝6時とは思えない盛況ぶりで、その人気を受けて2008年には常設の直売所〈里の駅大原〉が作られた。以降、毎週日曜には「大原ふれあい朝市」が開かれ、元々朝市が開かれていたスペースでは「大原わいわい朝市」が開かれるようになったのだ。
目当ての野菜を手に入れたら、巡りたいのは三千院門跡をはじめとする古刹(こさつ)。苔むす庭や呂川(りょせん)・律川(りつせん)などのせせらぎがもたらす癒しの空間へ。
︒苔むす庭や呂
〈三千院門跡〉
建築について
宸殿(しんでん)は御懴法講(おせんぼうこう)を行うため建立された本堂。往生極楽院は三千院門跡の歴史の源で、大きな阿弥陀三尊坐像を納めるため天井が舟底型になっている。聚碧園(しゅうせきえん)を眺める客殿には旧御所の材が使われている。
自然の地形を生かした庭と、往生極楽院の阿弥陀三尊坐像が見所。
■京都府京都市左京区大原来迎院町540
■075-744-2531
■9:00~17:00閉門、11月8:30~17:00閉門、 12月~2月9:00~16:30閉門
■無休
■700円
京都の料理人もうなる 大原の食材を手に入れる。
〈大原ふれあい朝市〉
おにぎりや漬物、花もある、大原の朝市といえばここ。
直売所〈里の駅 大原〉の敷地の一角を使って開かれる。京野菜などの伝統野菜はもちろん、洋野菜やハーブ、しば漬けなどの漬物、おにぎりも並ぶ。うどんやコーヒーのスタンドもあり、買い物をした後の朝ごはんや休憩を楽しむ人も。
■ 京都府京都市左京区大原野村町1012
■075-744-4321
■毎週日6:00~9:00
〈大原わいわい朝市〉
はしごマストの近い距離に、素朴なもう一つの朝市も。
〈里の駅 大原〉から歩いて5分ほどの場所にあり、その場で調理される天ぷらからケーキまでがラインナップ。屋根があるため、どんな天気でも買い物しやすいのもうれしい。買 ったものが食べられるようテーブルと椅子も用意されている。
■京都府京都市左京区大原上野町498
■毎週日6:00~11:00