ラグジュアリーなコンドミニアムも。 【熱海温泉】女子旅で泊まりたい温泉旅館&ホテル3選。癒やしの温泉旅行に行こう!
東京からアクセスも良い熱海は、毎日忙しく働く女子におすすめの旅行スポット。今回は、質な温泉や新鮮な海の幸を味わえる、熱海の温泉旅館&ホテルをご紹介します。
1.ラグジュアリーなコンドミニアム、熱海〈UMITO VOYAGE ATAMI〉で自由自在なリゾートステイを。
2018年5月にオープンした5室のみのコンドミニアム。リゾート感いっぱいで、まるで海辺の別荘のよう。時にはホテルのようなサービスも、旅館のような食事やおもてなしも必要ない。もっと自由に気軽に滞在したいという気分の時にはコンドミニアムという選択肢が近頃人気である。〈UMITO VOYAGE ATAMI〉は、自然そのものを感じる海岸線に建つ真っ白な5室のみのコンドミニアムだ。全室遮るものが何もないオーシャンビュー、キッチンやランドリーがついているので別荘のように利用できる上に、インテリアや備品がラグジュアリー仕様なのが快適と話題になっている。
またコンドミニアムには珍しくフレンチレストランが併設されていて、2019年2月に料理に定評のある〈ウェスティンホテル淡路〉などで総料理長を務めていた津田義浩シェフが総括料理長に就任したばかり。地元の素材を活かした本格的なフランス料理へとさらにアップグレードしたという。おいしいディナーをしっかり味わう楽しみも増えたのだ。
〈UMITO VOYAGE ATAMI〉は沖縄のコンドミニアム〈UMITO NAKAMA〉の系列で、ともに〝海と暮らす〞をテーマにしている。ここ熱海では温泉付き、客室の広さや内装でもラグジュアリー度が高い。温泉は湯河原・神谷温泉のお湯を引いていて、無色無臭のちょっととろりとしたお湯が楽しめる。客室はすべて落ち着いたインテリア、4つの客室は4名まで、スイートルームは6名まで宿泊可能で、女子会やグループ、2家族での滞在にもおすすめ。静かな海の風景と温泉を楽しむためだけに泊まりたい、そんなシンプルな希望に応えてくれるステイ先なのだ。
〈UMITO VOYAGE ATAMI〉
リゾート感あふれる真っ白な外観。
全室キッチン、ランドリー付き。客室風呂は温泉。レストランは宿泊者以外の利用も可能で予約制17:00~22:00(21:00LO)。熱海駅より車で約15 分。熱海駅からバスの利用も。
■静岡県熱海市上多賀1027-79
■0557-55-7008
■全5室
■1泊2食付き24,500円~。素泊まり、朝食付きも。
(Hanako特別編集『Hanako TRIP わざわざ行きたい、あの宿へ。』掲載/photo : Tetsuya Ito text : Rie Nishikawa)
2..全室オーシャンビュー!昭和のクラシックホテル〈ホテルニューアカオ〉
誰もが楽しめる「海辺のリゾート」を町をあげて構築した熱海で、そんな昭和ならではの豊かなリゾートを体現する〈ホテルニューアカオ〉が、今フレッシュに眼に映る。全客室オーシャンビュー!を可能にした海に張り出す異色の設計。エントランスを最上階に設け、ガラス張りのロビーで広大な海に迎えられるアクセスもドラマチックだ。館内には威風堂々大シャンデリアが居並ぶロビー、扇型の鉢状の巨大ダイニング、花柄や波模様のレトロデザインに心惹かれる各所の絨毯、亀の甲羅型タイルetc...。ゴージャスなのに親しみやすく庶民的。相反するスタイルを見事に統合する空間づくりはまさに和製リゾートの醍醐味だ。
夕飯のディナーショー、射的場と飲屋が軒を並べる〈アカオ横丁〉、大浴場と露天風呂、温水プールに毎夜開催する餅つき大会と、遊び場とイベントは目白押し。今こそ懐深き日本の温泉リゾートで羽を伸ばしたい。
〈ホテルニューアカオ〉
東京駅から新幹線ひかりで熱海駅まで約40分。ホテルまで無料送迎バスあり。4月には新大浴場棟〈スパリウムニシキ〉がオープン。
■静岡県熱海市熱海1993-250
■0557-82-5151
■全250室 1泊2食付き
■1人15,800円〜
(Hanako TRIP『1泊2日からの元気をもらう、週末旅。』掲載/photo:Tetsuya Ito text:Chiyo Sagae)
3.客室露天風呂でゆったりするなら。〈WA亭 風こみち〉
パワースポットとして有名な來宮神社や、早咲きの梅や紅葉が楽しめる熱海梅園に近く、熱海市街を一望できる静かな温泉旅館がリニューアル。すべての客室に露天風呂が付き、湯船を新しくし、シャワーブースも使いやすくなった。また「あおい」と「うきふね」という2室を、和モダンな内装で新設&フルリノベーション。和室とベッドルームが別になっているので、ゆっくりと過ごすことができる。
ほかは純和風のしつらえで、日本らしさを感じられると外国人ゲストに人気という。全8室の客室は広さやタイプが異なるが、どの部屋の露天風呂もしっかり大きめで深く、たっぷりのお湯が楽しめるのが特徴だ。ぬるめに設定された温度がちょうどよく、延々と入っていられそう。エントランスや客室に白檀のお香が焚かれる。その香りとともに滞在した時間を思い出してほしいという思いからだ。やさしい香りとゆったりとした時間に包まれる。
夕食は伊豆川奈港産朝獲れ地魚盛り、甘鯛のみぞれ仕立てなど、地元の食材が豊富。地酒の3種類飲み比べセット2,000円と。朝食は釡で炊かれたご飯を中心。宿の名物「峰岡豆腐」は単なる豆腐とは違うクリーミーな味わい。
〈WA亭 風こみち〉
素泊まりや朝食付きプランも。ウェブサイトで各部屋の予約状況が一目でわかるのが便利。熱海駅から車で約10分。JR熱海駅、来宮駅から送迎あり。
■静岡県熱海市梅園町28-18
■0557-86-0260
■全8室
■1泊2食付き35,640円~
(Hanako特別編集『Hanako TRIP わざわざ行きたい、あの宿へ。』掲載/photo : Megumi Seki text : Rie Nishikawa)
※価格は予約サイトや時期によって異なります。