箱根エリアをぐるりと一周! デジタルチケットで楽々周遊!見どころ満載の箱根のおすすめスポットをご紹介。

LEARN 2021.12.04

緊急事態宣言が発令されたり、解除されたり。今年は人気の観光スポットの旅行スタイルも、変化を迎えています。今回は箱根で利用できる『デジタル箱根のりものパス Lite』で、箱根の名所を巡ってきたのでご紹介。車だけだと渋滞にハマってしまいそうですが、海賊船やロープウェイを乗り継げばサクサク快適に観光スポットを周遊できますよ。ウィズコロナ時代の新しいお出かけの参考にぜひどうぞ。

乗り物を乗り継いで、箱根エリアをお得に周遊!

デジタル箱根のりものパス Lite

箱根に来て、まず訪れたのは早朝の箱根神社。朝の神社は気持ちいい!静かな境内は神々しい空気に包まれています。気持ちよく朝の参拝を済ませた後は、芦ノ湖畔に佇む「平和の鳥居」へ。芦ノ湖を背景にした、鳥居正面からの撮影は大人気!人気フォトスポットなので、長蛇の列になっていることも少なくありませんが、この時期、すぐ脇にある遊歩道に入って、撮影すると太陽の光でキラキラ輝く芦ノ湖と鳥居を写真におさめることができますよ。

デジタル箱根のりものパス Lite

箱根神社からすぐ近くの元箱根港に到着。こちらに車を停めて、周遊の旅をスタートします。スタート前に、元箱根港側にある〈Bakery&Table 箱根(ベーカリー&テーブル)〉に立ち寄って、足湯を楽しんだり、焼き立てパンを購入しておくのもおすすめ!一番人気の「米粉のカレードーナツ」はお見逃しなく!

『デジタル箱根のりものパス Lite』の画面を提示して、いざ、箱根海賊船に乗り込みます。今回は、フランス艦隊の旗艦として活躍した第一級戦艦ロワイヤル・ルイをモデルとした「ロワイヤルⅡ」に乗船!船長の運転を間近で見たり、売店やフォトスポットがあったり。船旅を思いっきり楽しめますよ。船上デッキから一望する芦ノ湖の自然は圧巻!元箱根港から桃源台への約25分の船旅中、「箱根神社」「箱根元宮」「九頭龍神社(本宮)」の箱根三社も眺めることができますよ。チケット売場で600円お支払いすると、白を基調とした特別船室でゆっくりと過ごすことができます。

箱根海賊船で桃源台に到着したら、すぐ目の前がロープウェイ乗り場。360度の大パノラマで雄大な景色を愛でることができます。桃源台から大涌谷間は紅葉と富士山の美しいコントラストが楽しめますよ!

大涌谷に着いたら〈大涌谷 駅食堂〉で昼食を・・と思ったのですが、この日は風が強く「ロープウェイが止まる可能性があります」とアナウンスが流れたので次回にお預け。〈大涌谷 駅食堂〉の看板メニュー、数量限定の「とろ~りチーズドリア」(1,300円)はすぐに売り切れてしまうので要チェック!

大涌谷に来たら、忘れずに購入して欲しいのが、名物の「黒たまご」(500円・5個入り)。約80度の温泉池で60分ほどじっくりと玉子を茹で、その後、約100度の蒸気で15分ほど蒸せば出来上がり!大涌谷でしか購入できない人気商品です。最近は、似顔絵を描いてSNS投稿する人も。たまごを食べながら眺める、噴気が立ちのぼる大涌谷の火力は迫力満点で目が釘付けに!

大涌谷を満喫したら、ロープウェイに乗り込み早雲山駅へ向かいます。大涌谷から早雲山駅の区間は地上約130mの谷を越える箇所もあり絶景。ふと目を向けると眼下には、大涌谷が広がります。ロープウェイに乗った人だけが体験できる、煙の立ち上る絶景はお見逃しなく!

早雲山に到着したら、駅舎内にある〈cuーmo箱根〉のテラスで一休み。カフェでコーヒーを購入し、展望テラスへ行ってみました。足湯をしながらゆっくり景色を眺めるのは贅沢なひととき。これからの季節、足湯でポカポカする瞬間て幸せですよね!〈cuーmo箱根〉は、充電スポットもあるので快適に過ごせます。

デジタル箱根のりものパス Lite

早雲山駅から強羅駅への移動は、箱根登山ケーブルカー。レトロな色合いが可愛くて、乗るだけでワクワクします!途中、〈箱根美術館〉や「箱根強羅公園」があるので途中下車して、楽しんでみてくださいね。

公園駅を降りると、箱根屈指の紅葉名所〈箱根美術館〉が見えてきます。ここはフォトジェニックな紅葉スポット。11月中旬〜12月中旬、色鮮やかに色づきます。苔とモミジで彩られた「苔庭」や、巨岩の岩組みが見どころの「石楽園」など見どころ満載!紅葉で彩られた赤と黄、苔の緑が混じり合い印象的です。

〈箱根美術館〉を巡った後は、徒歩約3分ほどのところにある「箱根強羅公園」西門から公園内へ。「箱根強羅公園」は、茶室やクラフトハウス、熱帯植物館、ローズガーデンなどが楽しめる人気スポット!ローズガーデンは約140品種、1,000株のバラが植えられ、一年中甘い香りに包まれます。春の新緑、秋の紅葉とバラのコラボレーションは目を奪われるのでお見逃しなく!

存在感たっぷりのヒマラヤ杉は、「箱根強羅公園」のシンボル。樹齢は推定100年位。真下から、見上げるのも気持ちいいですよ。公園の中央に位置するのは青々とした噴水。この場所から、箱根の「大文字」を眺めることができるんです。他にも数々の熱帯植物を間近で見れる〈熱帯植物館〉など、「箱根強羅公園」は見応え抜群!気ままにお散歩したり、クラフトハウスで吹きガラスや、陶芸、ポタリーペインティングに挑戦したり。いろいろな体験が、一度に楽しめるのが魅力です。

デジタル箱根のりものパス Lite

美術館と公園を堪能したとは、強羅駅へ!ここで箱根登山電車に乗り換え、宮ノ下駅へ向かいます。レトロ可愛い登山電車に足を踏み込むと、幼い頃の遠足のようなワクワク。宮ノ下駅に到着したら、駅前の坂道を下ってください。坂を下った右手にバス停があるので、『デジタル箱根のりものパス Lite』を見せて、箱根登山バスに乗車!ゆらゆらとバスに揺られながら、雄大な箱根の景色を愛でていると、いつの間にか元箱根港に到着します。

出発地点の元箱根港駐車場に戻ってきたら、車に乗り込み、近くにある箱根屈指のクラシカルリゾート〈山のホテル〉を訪れるのがおすすめ。晴れた日は芦ノ湖と富士山の絶景を楽しむことができます。ホテル前に広々とした庭園があるので、ぜひ散策してみて!春はツツジやシャクナゲ、夏はバラなど、一年中たくさんの花が咲いています。奥の方にはチャペルやローズガーデンなどがあり、思わず見惚れてしまいます。

〈山のホテル〉の散策を堪能した後は、車を走らせ箱根湯本方面へ。この辺りは、旧東海道を歩くハイキングコースがある「七曲り」と呼ばれる坂があるのですが、その道をまっすぐ箱根湯本方面へ走らせると、駐車場(10台)を完備する「ルッカの森」が登場!駅前だと駐車場を探すのに迷ってしまったり、渋滞してしまうこともありますが、ここはゆっくりお土産を購入できます。

今回は、定番の温泉まんじゅう「箱根のお月さま。」と「焼きモンブラン」を購入。「箱根のお月さま。」は、沖縄波照間産の黒糖を使用していて、皮はしっとり。優しい甘みに癒されますよ。「焼きモンブラン」は、極薄の皮のパリパリ感が絶品!バターと卵をたっぷり使った生地と、渋皮栗のバランスが絶妙なんです。ぜひ食べてみてくださいね。

箱根エリアで最後に立ち寄ったのは〈はつ花そば〉。余計なものは一切使用せず、蕎麦粉と地卵、自然薯だけで打ったお蕎麦は、多くの人を魅了しリピーターが絶えません。人気メニューは、冷たいお蕎麦に自然薯の山かけをかけた「貞女そば」。自然薯と卵のバランスがクセになります。温かいお蕎麦に自然薯の山かけをのせた「山かけそば」も逸品。ふわとろの自然薯山かけと、おつゆのが相性抜群!優しい甘みを感じて、ホッとしますよ。

〈はつ花そば〉は昼頃になると長蛇の列になるので、本店から徒歩2分ほどにある新館に案内されることが多いのですが、新館も大人気!お昼時はちょっと時間をズラしてみてくださいね。本店のすぐ近くに駐車場(6台)がありますが、満車のときも少なくありません。近くに有料駐車場がたくさんあるので、そちらに停めてゆっくりとお過ごしてください。

デジタル箱根のりものパス Lite

『デジタル箱根のりものパス Lite』を使用した、箱根エリアの観光はいかがでしたか。1日では周りきれないほど、見どころ満載の箱根!車だけだと渋滞にハマってしまいがちですが、『デジタル箱根のりものパス Lite』を使えば効率よくサクサク周遊して楽しめます。今回のコースは約6時間で周遊しました。皆さんも『デジタル箱根のりものパス Lite』を購入して車を停めたら、箱根ならではの乗り物を楽しんでみてくださいね!

『デジタル箱根のりものパス Lite』
■大人 3,800円、子ども 980円
公式サイト

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