商売繁盛のシンボルから、最古の招き猫まで。かわいい縁起物を自宅に持ち帰ろう。

LEARN 2022.10.10

神社仏閣で手に入れる土人形や土鈴などの縁起物は、そのデザイン性の高さも魅力。 京都で唯一残る伏見人形の老舗も併せて、愛でたくなる姿の縁起物を紹介します。 8月26日(金)発売Hanako1212号「365日楽しい街。京都」よりお届け。

1. 〈瀧尾神社〉の福助人形

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大丸百貨店の創業者、下村彦右衛門がモデルとされる広い額の福助人形。神社の縁起物が福助なのは、伏見に暮らす彦右衛門が京都への行商の行き帰りにお参りした縁から。3,000円。
〈瀧尾神社〉
住所:京都府京都市東山区本町11-718│地図
TEL:075-531-2551
拝観時間:自由、授与所10:00〜18:00
定休日:授与所は土日不定休
拝観料無料

2. 〈荒木神社〉の口入人形

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伏見稲荷の御神体、稲荷山の裏参道にある荒木神社は縁結びの神。口入とは仲人のことで、夫婦と仲人3体一組の口入人形を手に入れ祈願したら持ち帰り、願いが叶うまで祀りたい。3体一組5,000円。
〈荒木神社〉
住所:京都府京都市伏見区深草開土口町12-3│地図
TEL:075-643-0651
拝観時間:自由、授与所9:00〜17:00
定休日:なし
拝観料無料

3. 〈檀王法林寺〉の招き猫

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祀られる主夜神は夜を守る神であり、盗難や火災を防ぐご利益を持つ。その神遣いは黒猫で、江戸時代中期には招き猫が授与されていたと伝わる。中2,500円。
〈檀王法林寺〉/だんのうほうりんじ
住所:京都府京都市左京区川端通三条上ル法林寺門前町36│地図
TEL:075-771-0870
拝観時間:10:00〜12:00、13:00〜16:00(拝観は事前に電話予約)
定休日:不定休
拝観料300円

4. 〈法輪寺〉の干支土鈴寅

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だるま寺の名で知られ、8,000もの達磨が祀られた達磨堂をはじめ、境内のいたるところで達磨に出合える。干支土鈴は十二支それぞれが達磨を持った愛らしい姿。
〈法輪寺〉
住所:京都府京都市上京区行衛町457(西ノ京円町バス停上ル一つ目信号東入ル)│地図
TEL:075-841-7878
拝観時間:9:00〜16:30
定休日:なし
拝観料境内無料、本堂300円

5.〈三宅八幡宮〉の神鳩

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子どもの守り神として信仰を集める八幡宮。神使いは鳩で、土製の神鳩は雄雌のつがいになっている。赤と青の色は魔除けの意味があり、金の首輪が雄。願いが叶ったらお参りして返そう。1,700円。
〈三宅八幡宮〉
住所:京都府京都市左京区上高野三宅町22│地図
TEL:075-781-5003
拝観時間:自由、社務所9:00〜16:00
定休日:無し
拝観料無料

6.〈丹嘉〉の水族館の鳥

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全国の土人形の元祖ともいわれる伏見人形。その窯元で今も唯一残るのが寛延年間(1750年頃)創業の〈丹嘉〉だ。ほとんどが古くから受け継がれる型で作るなか、京都の水族館のペンギンをモチーフにした新作が新鮮。6,000円。
〈丹嘉〉/たんか
住所:京都府京都市東山区本町22-504│地図
TEL:075-561-1627
営業時間:9:00〜18:00
定休日:日曜、祝日

(Hanako1212号掲載/photo:Kunihiro Fukumori text:Mako Yamato)

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