性について学び直そう。 いまこそ、大人の性教育。【Lesson #8】『もしかして黒いかも?』悩んだときはクリニックへ。
フェムテック市場の規模が広がる一方で、私たちは自分の体やセクシャリティについて、どれだけ正しい知識を持っているだろうか。生理や避妊について必要最低限のことは学生時代に学んだけれど、あとはタブー視されたり、家庭によって差があったり。快適で豊かな生活を送るために、健やかな未来のために、次の世代へ伝えるために。いまこそ性について学び直そう。今回のテーマはお悩みその2『もしかして黒いかも?』です。
お悩みその2『もしかして黒いかも?』
自分の膣や膣まわりをちゃんと見てみると、なかなかグロテスク。「ピンクの膣=正常な膣と思う人もいるかもしれませんが、赤みのある膣とそれなりに黒い膣まわりは女性ホルモンの影響。閉経によって薄ピンク色に変わっていくので、グロテスクな膣は女性ホルモンが現役のサインともいえるでしょう」と先生。「ただし、摩擦や座りっぱなしなどの肌ストレスは黒ずみを生む原因に。日々の積み重ねなので、膣まわりは繊細な部分と意識しながら生活を」
日常的に気をつけること
1.トイレは脚を広げながら&摩擦はしない。
アンモニアの付着が黒ずみの原因でもあるので、排尿の際はおしっこが付着しないよう、脚を広げて行いましょう。トイレットペーパーのゴシゴシ拭きも摩擦のもと。5~10秒程度動かさずに押さえるのがベター。
2.パンツの形は日替わりでチェンジ!
普通のショーツは鼠蹊部に、Tバックは肛門付近に……と、どの下着をはいたところで、いつも同じ形では、結局黒ずみを生んでしまう。今日はショーツ、明日はボクサーと、ローテーションで変えるのがおすすめ。
3.おりものシートは定期的に交換。
汚れたおりものシートを交換せずにつけ続けると、雑菌が繁殖。特に合成繊維でできたシートは通気性が悪く、蒸れを助長し、かぶれの原因に。このかぶれが黒ずみを生み出すので要注意。小まめな交換を心がけて。
4.洗いすぎは黒ずみ&ニオイのもと。
膣まわりを洗いすぎるのも実はNG。摩擦を起こし、黒ずみを生むきっかけに。膣に必要な常在菌まで取り去ってしまうので、洗えば洗うほどニオイもキツくなりがち。専用ソープで優しく洗うだけで十分。
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Navigator…滿行みどり(みつゆき・みどり)/医師
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