癒しのねこショット、たっぷり13枚! 【完全保存版】ネコ好きの聖地・鎌倉〜江ノ島で出あった、かわいい猫たち。 LEARN 2019.03.15

ねこ好きにとっての聖地としても知られる、鎌倉から江の島エリア。癒されること間違いなしのかわいい猫ショット13枚とともに、その魅力をお届けします。

ねこものんびり暮らす町だから。

e2561831f07b9c46c33cfc8ae8e21d62
081b5f6562f448352a9a7fc4e696e230

鎌倉から江の島にかけては、ねこ好きにとっての聖地。お寺や神社、路地や港で、結構な数のねこを見かけます。ほとんどの子はのんびり穏やかな表情。中には、まるで人を怖がらず、泰然自若。どっしりとした風格を感じさせる子までいます。

3e2b95a191b77cbd7cd706308a9188c6
bfe474f961b272f1d8e3297ec084d325

飼いねこあり、通いねこあり、地域ねこあり。人との関係はそれぞれですが、親身にお世話する人がいて、ねこも人を信頼して……と、よい関係が築かれていることは想像に難くありません。

2c33d4f20d720962f0dbd1fa1d99db16
2e2f25089768e2281a8acf37e47caf0c

ねこが心地よく暮らす町は、どうやら人にとっても暮らしよい町のようです。小さいものや弱いものを邪険にしない、命を大切に思う人が住んでいるということなのでしょう。鎌倉、江の島のねこたちも、多くは毛づやがよく、のびのびと暮らしています。名前をもらって首輪や鈴を身につけ、地域の人や観光客からかわいがられている子もいて、その様子を見るだけで、ほのぼのとした気持ちに。

童話や映画にも影響を与えた、鎌倉の猫たち。

660f2ab9f48211d8b296ca75e579ef2f
5d49bd92f73dcc4af9c8c5a770343109

鎌倉を愛し居を構えた文士、大佛次郎もまた、ねこを愛した人でした。家には常に10匹以上がいて、生涯に面倒を見たねこの数は500匹以上にのぼるのだとか。「ねこは生涯の伴侶」「来世は猫だ」と語り、ねこへの思いから童話『スイッチョねこ』を生み出した大佛次郎。このねこ愛にあふれた、温かみのある物語は今も子どもたちに愛され、読み継がれているロングセラーです。

DMA-IMG_0085
DMA-IMG_0091
DMA-IMG_0092

江の島も、ねこが物語の鍵を握る映画の舞台になっています。青銅の鳥居から続く参道や、ヨットハーバーに至る昔ながらの小道には、いつ行ってもねこの姿があり、ロケ地巡りをするのも楽しいもの。蔵づくりのカフェ「Gigiカフェ」を訪ねれば、看板ねこのジジちゃんにも会えるかもしれません。

「ねこも人も付かず離れずのほどよい距離感」

eeb5273620d0721ef023c072614f3fc8
f038faea3508d9cfebc491c1747af892

大声をあげたり無理に近づいたりせず、そっと見守るような気持ちで接すれば、ねこもフレンドリーな表情を返してくれるはずです。中には自分からすり寄ってくれる子や、道案内に立ってくれる子、膝に手をかけてくれる子も。もちろん、ねこをめぐる地域のルールはきちんと守りながら、のんびりぶらり、ねこ町さんぽに出かけましょう。

(Hanako特別編集『鎌倉』掲載/photo:Takashi Maki text:Mutsumi Hidaka)

Videos

Pick Up