夜景にシックなカウンター席… 「焼肉デート」で人気のおいしい焼肉店といえば?初デートから記念日まで使える! FOOD 2019.06.15

みんな大好きな焼肉ですが、デートにぴったりの焼肉店とは?付き合う前の距離を縮めたい時から、大切な記念日まで、焼肉デートで人気のおいしい焼肉店3軒をご紹介します。

1.〈焼肉 The INNOCENT CARVERY〉/丸の内

丸の内からは東京駅が望め、本場の味を求めに訪れる海外のお客さんも多いという和牛レストラン〈焼肉 The INNOCENT CARVERY〉。西麻布の本店では完全サーブスタイルだが、こちらの丸の内店ではカジュアルに自分たちで調理するという焼肉ならではの醍醐味も味わえる。毎日、全国からA5ランク以上の新鮮な肉が厳選されて届くそうで、入り口では、ぎっしりと肉が並んだ迫力満点のセラーが出迎えてくれる。

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部位の食べ比べが楽しめる厚切りタンやおすすめ肉を中心にサラダからデザートまでを贅沢にそろえた「イノセントコース」は、和牛を知り尽くしたスペシャリストが目の前で肉を調理し、最高の焼き加減で提供してくれる。アルコールは、肉と相性抜群の赤ワインから焼酎、日本酒まで通も唸るほどの充実っぷり。迷ったときはプロの提案に委ねてみると、新たなマリアージュが体験できるかも。

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夜にはライトアップされた駅舎がデートを更にロマンチックに演出し、思い出に残る記念写真がたくさん撮れそう。

(Hanako1153号掲載/Photo:Jun Fujikawa Text:Chihiro Sato)

2.【閉店情報あり】〈焼肉いぐち 中目黒〉/中目黒

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人気焼鳥屋〈中目黒いぐち〉発の焼肉店。

一枚ずつ炭火で丁寧に。部位によってカットの仕方も焼き加減も異なる。
一枚ずつ炭火で丁寧に。部位によってカットの仕方も焼き加減も異なる。

店主が丁寧に火を入れてくれて、絶妙な焼き具合の肉を堪能できる。

タレはスポイトで少量ずつつけ、素材の味を楽しむ。
タレはスポイトで少量ずつつけ、素材の味を楽しむ。

メニューは「おまかせコース」4,980円のみ。前菜5種、黒毛和牛の焼肉、季節の野菜、肉鮨という充実の内容。

コースの肉は少量多種の9種類。追加で単品のオーダーも可。
コースの肉は少量多種の9種類。追加で単品のオーダーも可。

焼肉はその時々でおいしい肉を9種厳選し、「いろんな部位を少しずつ食べられる」と、女性に評判。

肉×酢飯のコンビが絶品!
肉×酢飯のコンビが絶品!

お腹に余裕があれば、8時間かけて仕込むスープを使ったラーメンやカレー、ストウブでサーブされるガーリックライスなどこだわりの〆をぜひ。

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(Hanako1143号掲載/photo : Mariko Tosa text : Yasuko Mamiya)

3.〈羊SUNRISE〉/麻布十番

初めて訪れると皆一様に驚くのが、ずらりと並んだカウンター席。みんなでワイワイ、煙モクモク、油でジュウジュウ…といったジンギスカンのイメージとちょっと異なる。
初めて訪れると皆一様に驚くのが、ずらりと並んだカウンター席。みんなでワイワイ、煙モクモク、油でジュウジュウ…といったジンギスカンのイメージとちょっと異なる。

ここ数年でジワジワと人気が高まりつつある羊肉。扱う飲食店は増え続け、各メディアで特集が組まれるほど、〝第四の肉〞は存在感を増している。〈羊SUNRISE〉は、そんなブームの牽引役だ。「この店で初めて羊肉の本当のおいしさを知った」という人も多い。それもこれも、ひとえにオーナー関澤波留人さんの羊肉への深い愛ゆえ。
「日本で羊飼いをしているのは、わずか30〜40軒ほど。そのすべてを訪ね、実際に言葉を交わしているのは、僕らだけだと思います」
みなぎる自信の裏にあるのは、羊肉のおいしさ、素晴らしさをたくさんの人に知ってほしいという切なる願いだ。
「日本で流通している羊肉の99%は輸入。さらに日本人が羊肉を食べる消費量は、一人あたり年間200g。ちなみにオーストラリア人は9・5㎏と10倍以上。これでは国産の羊肉は消えてなくなってしまう。でも、それは絶対に避けなければならないと…。僕でできることがあるなら」

「北海道白糠産ラム」(2,800円)
「北海道白糠産ラム」(2,800円)

希少な国産羊はすべて一頭買いという潔さ。鮮度が高い羊肉の本来の風味や旨味を味わうために、下味は一切なし。一味、ラー油、ヒマラヤ岩塩はお好みでつけていただく。無冷凍ゆえ、時季によって品種は異なる。

「オーストラリア産パスチャーフェッドラム」(1,800円)
「オーストラリア産パスチャーフェッドラム」(1,800円)

世界有数の消費量を誇るオーストラリアでも、“プレミアムラム”と呼ばれる放牧されて育った羊肉。ラムは生後12カ月未満の羊のこと。鮮度がいいため、一切臭みがなく柔らかくジューシー。ぜひお試しあれ。

「フランス産マトン」(1,900円)
「フランス産マトン」(1,900円)

16年ぶりに輸入解禁となったフランス産。フレンチで羊といえばラムだが、実はマトンもかなりの実力だとか。肉そのものの味をダイレクトに感じられ、羊好きにはたまらない。スパイシーな赤ワインとも好相性。国産を中心に、オーストラリア産、フランス産など、ここで扱う肉のすべては、無冷凍。鮮度の高い肉が持つ力強い旨味とジューシーさは、これまでのイメージを一新させるには十分。

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スタッフが品種ごとに最適な火加減で焼き、1枚ずつサーブしてくれるスタイルも斬新だ。「臭い、硬いという固定観念と、ジンギスカン一辺倒の羊肉をもっと違うステージへと引き上げたい」関澤さんの挑戦はまだまだ続く。

「国産羊の炙りユッケ」(1,800円)
「国産羊の炙りユッケ」(1,800円)

首やスネなどの部分を生姜やコチジャンで味付けし、さっと炙った一品。

「ひつじめし」(500円)
「ひつじめし」(500円)

そぼろ状態の羊肉がのったライス。味付けは甘口、辛口から選べる。

(Hanako1167号掲載/photo : Kazuhiro Fukumoto (MAETTICO) text : Yoshie Chokki)

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