パリのトップシェフが手がける、切り分けて食べるフィナンシェなど。 絶対に外さない!〈GINZA SIX〉のとっておき銘柄ギフト6選
注目のグルメショップが集まる〈GINZA SIX〉はとっておきのギフトを買うのにぴったり!今回は、高級時計ブランドが手がける宝石のようなスイーツなど絶対に外さない銘柄ギフトを厳選紹介します。
1.〈PHILIPPE CONTICINI〉のボルディエのバターを練り込んだ、切り分けて食べる「ル・フィナンシェ ボルディエバター」
パリのガストロノミー界の巨匠、フィリップ・コンティチーニ氏が手がける、世界初のパティスリー&カフェ。目の前で仕上げるカフェのデセールが評判だが、彩り豊かな生菓子、焼き菓子も充実している。中でも、ずっしりと大きい、切り分けて食べるフィナンシェは代表的な焼き菓子の一つで、フランス・ブルターニュ産の発酵バター「ボルディエ」を生地に練り込んでいるのが特徴だ。伝統的な手練り製法で作られる香り高いバターの風味とやさしい甘み、しっとりきめ細かく焼き上げた生地の食感が格別。1個3,000円。
〈PHILIPPE CONTICINI〉
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■03-3289-4011
パリのガストロノミー界の巨匠、フィリップ・コンティチーニ氏が手がける、世界初のパティスリー&カフェ。カウンター席では出来たてのデセールが楽しめる。
2.〈FRANCK MULLER PÂTISSERIE〉の喜びと驚きに満ちた〝時間〟を楽しむための極上スイーツ「マロングラッセ(オレンジ)」
スイスの高級機械式時計ブランド〈フランクミュラー〉プロデュースによる、世界初のパティスリー。トータルライフスタイルを提案する〈フランク ミュラー ジュネーブ〉併設のブティックで、洗練されたスイーツが宝石のように並ぶ。写真は4種類ある「マロングラッセ(洋栗)」の一つで、爽やかな風味が印象的なオレンジの皮をあしらった一品。シャンパンや日本酒といった「アルコールとの新しい調和」を提案している。3,000円以上の購入で付く、ビザン数字をデザインしたエコバッグ(小)も話題。1個1,600円。
〈FRANCK MULLER PÂTISSERIE〉
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■03-3569-0663
スイスの高級機械式時計ブランド〈フランク ミュラー〉プロデュースによるパティスリー。洗練されたスイーツと「アルコールとの新しい調和」を提案。
3.〈オリジンヌ・カカオ〉のアーモンドをふんだんに使った香り高い「焼菓子詰合せ」
フランスで創設されたパティシエの国際的協会「ルレ・デセール」のメンバーの一人であり、日本のショコラティエの先駆者でもある、川口行彦さんがグランシェフを務める店。ボンボンショコラなどのチョコレートが知られているが、丁寧に仕上げられた焼き菓子のファンも多い。オススメは、挽きたてのアーモンドや焦がしバターの香りなど素材の風味が口いっぱいに広がるフィナンシェ ショコラ、ケーク オ フリュイ、パン ド ジェンヌ ショコラなどしっとりとした食感の焼き菓子の詰め合わせ。13個入り3,000円。
〈オリジンヌ・カカオ〉
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■03-6228-5706
日本におけるショコラティエの先駆者、川口行彦さんの技が光る、ショコラとパティスリーの専門店。素材にこだわった、洗練されたチョコレート作りが評判。
4.100年ぶりに目覚めた伝説の〈カフェ・ユーロップ〉の「コーヒーバウムクーヘン」
1920年の銀座で“最もコーヒーがうまい”とされたカフェ。当時、後の〈ユーハイム〉の創業者、カール・ユーハイムが製菓主任を務め、洋菓子も高い評価を得ていた。その衣鉢を継ぎ、同社とコーヒーハンターのJosé. 川島良彰さんが作ったのがこの一品。北海道産特級バターたっぷりの生地に7割の加減で焙煎したコーヒー豆を混ぜ込み、直火で焼成。焼き上がるタイミングで生地内の豆もローストが完了する。粗挽き豆のカリッとした食感、コーヒーのアロマに魅了される。パッケージはコーヒーキャニスターにも。4山2,500円。
〈カフェ・ユーロップ〉
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■03-3289-4021
1920年の銀座でコーヒーが最もうまいとされたカフェ復活をテーマにコーヒーハンター、José.川島良彰さんが監修。往時を思わせるハイカラなお菓子が並ぶ。
5.果実そのままの味が楽しめる〈10 FACTORY 銀座店〉の「プレミアムジュースセット」
収量・品種とも日本一の柑橘王国、愛媛発。県内の産地や農家と直接つながり、素材力を生かしたジュースやジャム、ゼリーなどを世に送り出すブランドの県外初のショップ。中でも人気なのが果肉を丸ごと食べている気分になれるジュースだ。外皮の成分が入らないよう丁寧に果実を搾って、そのまま瓶詰め。果汁100%、無添加のジュースは澄んだ味わい。みずみずしさと爽やかな香り、自然な甘みが染みわたり、1杯で豊かな気持ちに。伊方町大江のブラッドオレンジ、清見、河内晩柑の3本(各720㎖)入り。7,000円。
〈10 FACTORY 銀座店〉
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■03-6263-9891
日本一の柑橘王国、愛媛県発。産地や農家と直接つながり、素材力を生かしたジュースやジャム、ゼリーなどを世に送り出すブランドの県外初のショップ。
6.名料理人の技と老舗茶舗の逸品素材が出会った〈くろぎ茶々〉の「宇治抹茶最中」
目下、日本で最も予約が取りにくいといわれる芝大門の日本料理屋〈くろぎ〉と、寛政2年に創業した京都の老舗茶舗〈福寿園〉のコラボで誕生。お茶が選べるイートインの鯛茶漬けと、デザートでもいただける上質な抹茶を使った和菓子「常葉」が評判だが、この9月に新作「宇治抹茶最中」が登場した。〈福寿園〉の上質な宇治抹茶を惜しげなく使った餡と、パリッと軽やかに焼き上げた最中皮がセッになっていて、自分で好きなだけ餡を詰めて最中を作れる。その楽しい時間も含めて贈りたい。4個セット1,600円、8個セット3,200円。
〈くろぎ茶々〉
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■03-6264-5754
日本で最も予約が取りにくいといわれる日本料理屋〈くろぎ〉と京都の老舗茶舗〈福寿園〉がコラボ。伝統に裏打ちされた上質な宇治茶と洗練された和菓子を。
(Hanako1142号掲載/photo : Satoshi Nagare, Akiko Mizuno text : Yukari Akiyama, Mutsumi Hidaka)