ときめく!スイーツ大賞【2021年後半】 スイーツエキスパートが厳選!今年のトレンドスイーツ『マリトッツォ』10選
20名を超えるスイーツ賢者たちをお迎えし、いま食べたい&注目ジャンルのスイーツを選出する、ときめく!スイーツ大賞【2021年後半】。アワード受賞品は、なんと172点。2021年、最もアツいスイーツ企画のスタートです!今回ご紹介するのは、トレンドスイーツ部門より。「マリトッツォ」。マリトッツォはイタリア・ローマ発祥の伝統的な郷土菓子。生地に生クリームを挟んだだけというシンプルさが愛される。百花繚乱の中から、抜群のおいしさの品が受賞!
1.〈ドロゲリア サンクリッカ〉のマリトッツォ ドルチェ/白金「高級パン店ならではの技術が凝縮したおいしさです(松本由紀子)」
イタリア・マルケ州出身のマッテオ・サンクリッカ氏が選んだこだわりの食材を、現地生産者と直接やり取りして日本に紹介する食料雑貨店。ここで提供するマリトッツォは、マルケ州で親しまれる楕円形。「ヘーゼルナッツチョコ、カスタードクリーム、まろやかな生クリームがたっぷり。その組み合わせもベストですっかり虜に」(小野寺さん)。1個600円。
■東京都港区白金1-5-7 小宮山1F
■03-3444-0516
■8:00~19:00 水休
■4席
2.〈高級食パン専門店嵜本(さきもと)〉のマリトッツォ/田園調布「もっちりブリオッシュにナッツと生クリームがとろける!(chico)」、「本場スタイルを再現。こだわりの味がやみつきに(小野寺悦子)」
商品・極生“ミルクバター”食パンの生地に、口当たりの良さを重視し素材を厳選したホイップクリームをたっぷりとサンド。「こだわりの配合で混ぜ合わせた、上品でスッキリとした後味の特製ホイップクリームとパン生地のバランスが絶妙」(松本さん)。フレーバーは3種、各420円~。
■東京田園調布店、小田急ハルク新宿店など一部店舗のみで販売。
■03-5755-5371
3.〈PECK(ペック)日本橋髙島屋店〉のマリトッツォ/日本橋「ブリオッシュ生地とクリームのバランスが最高(小野寺悦子)」
1883年創業のイタリア老舗高級食料品店が手掛けるマリトッツォは、定番フレーバーのほか、7月からは塩キャラメルなど期間限定の味も続々登場中。ほのかにオレンジが香るブリオッシュ生地も特徴。「生クリームは軽やかな口どけで、しっとりしたパン生地と絶妙にマッチ」(小野寺さん)。生クリーム281円、ピスタチオ321円。
■東京都中央区日本橋2-4-1 日本橋髙島屋S.C.本館B1
■03-3211-4111
■10:30~19:30 不定休
4.〈マンダリン オリエンタル 東京〉の京抹茶のマリトッツォ/日本橋「イタリアの素朴なお菓子が、五ツ星の味に昇華された品!(藤森陽子)」
1717年創業の日本茶専門店〈一保堂茶舗〉の抹茶を贅沢に使用。抹茶を混ぜ込んだ生クリームをイタリアの石臼挽き小麦粉のブリオッシュ生地にサンド。「すがしい香りと、抹茶の苦みが立ち上る。たっぷりのはずのクリームも、まったく飽きずに完食。これぞホテルメイドのクオリティ」(藤森さん)。1個540円。
■東京都中央区日本橋室町2-1-1 ザ マンダリン オリエンタル グルメショップ
■0120-806-823
■11:00~18:00 無休
5.〈ラトリエ モトゾー〉のマリトッツォ/池尻大橋「イタリア菓子専門店さながら。現地の味をベースにした本格派(平岩理緒)」
イタリア産小麦と最高級エクストラバージンオリーブオイルを使い、天然酵母で焼き上げた生地がまず絶品。「イタリア菓子歴史研究家でもある藤田統三シェフならではの味です」(平岩さん)。写真のマリトッツォは、クリームチーズ&ヨーグルト風味のクリームがシチリア産レモンのコンフィと共にたっぷりサンドされている。1個626円。
■東京都目黒区東山3-1-4ニューリバー東山1F
■03-6451-2389
■13:00~17:00 月火休、不定休あり
6.〈Sestina(セスティーナ)〉のマリトッツォ オレンジ/立川「オレンジピールとピスタチオ、華やかな仕上がりも目を引く(スイーツなかの)」
人気ブーランジェリー〈トラスパレンテ〉が手掛ける最新店。「マリトッツォ オレンジ」は、ふわふわのブリオッシュ生地に惜しみなく使ったオレンジピールが特徴。「クリームの中に忍ばせたほんのり苦味のあるマーマーレードジャムもいいアクセント」(スイーツなかのさん)。1個390円(テイクアウト)。〈トラスパレンテ中目黒〉でも購入可。
■東京都立川市緑町3-1 GREENSPRINGS 2F
■042-595-7888
■10:00~19:00 無休
■36席
7.〈チョコレートバンク〉のカカオバターのマリトッツォ/鎌倉「ブリオッシュ生地にお店の特徴が反映。お見事!(松本由紀子)」
ブリオッシュ生地に、コロンビア産の発酵カカオバターを使ったマリトッツォ。チョコレート不使用ながら、甘いカカオの香りが広がる。「特に“ホワイトコーヒー”は、バターがリッチなブリオッシュに、生クリームのクリーミーさとコーヒーの香りが広がる贅沢な味わい」(松本さん)。右から、チョコバナナ648円、ホワイトコーヒー648円、桃702円(テイクアウト)。
■神奈川県鎌倉市御成町11-8
■0467-50-0172
■7:00~18:00 月休
■31席
8.〈パンとエスプレッソと〉のマリトッツォ/大阪「柔らかいパンに、ちょうどよい甘さのクリームが(浅野美奈弥)」、「クリームを楽しむためのメイプル風味の生地も◎(きょん。)」
今年5月からオンライン販売がスタート。ふわふわのマリトッツォを自宅でもおいしく楽しめるように、生クリームを通販用に改良。冷やして楽しむ新しいパンスイーツとして注目されている。クリームはミルク感が強く、コクがありながらも口溶け滑らかでしつこさは一切なし。「シンプルなのですが、食べて分かるリッチな風味はまるでケーキのよう」(きょん。さん)。1セット6個入り2,800円。
■06-6365-8900
9.〈カファレル神戸北野本店〉のプレミアムマリトッツォ/兵庫「老舗チョコブランドだからこそ成しえる味わい(松本由紀子)」
選者・松本さんが「チョコレートとヘーゼルナッツの芳醇なアロマがやみつきになる」と絶賛する、イタリア・トリノ発老舗チョコレートブランドの「ジャンドゥーヤマリトッツォ」。写真の新作は、ジャンドゥーヤのチョコチップを混ぜ込んだ自家製ブリオッシュ生地に、ピスタチオの生クリームがたっぷり。1個583円。
■兵庫県神戸市中央区山本通3-7-29神戸トアロードビル1F
■078-262-7850
■11:00~18:00(短縮営業中)火休
10.〈アマム ダコタン〉のマリトッツォ/福岡「マリトッツォブームの火付け役は実はこの味!(nanshi)」
福岡では知らない人はいないほどの人気店。“穀物の村”という店名通り、粉の個性を生かした生地と、抹茶やあんこ、黒ゴマなど多彩な食材を使った旬のマリトッツォが続々と登場。「そのビッグなボリュームとは裏腹に、飲むように食べられると評判」(nanshiさん)。右から、イチジク、あんこ、生クリーム。フレーバーは随時更新。1個320円~。配送可。
■福岡県福岡市中央区六本松3-7-6
■092-738-4666
■10:00~18:00 水休
“スイーツエキスパート”な21人の審査員。
※順不同、敬称略