見目麗しいスペシャルおやつで、優雅なひとときを。 初心者も簡単!”萌え断フルーツサンド”の作り方。料理研究家・森崎繭香さんが直伝!
ブーム継続中の“萌え断”フルーツサンド。自分で作れば、おいしさも特別感も倍増。旬のフルーツを使ったり、基本を応用してオリジナルの断面にチャレンジしても◎!今回は料理研究家・森崎繭香さんにスペシャルな萌え断フルーツサンドの作り方を教えてもらいました。4月28日(水)発売 Hanako1196号「自分を高める、学びの教科書。」よりお届け。
フルーツサンドの魅力は、なんといっても映えるビジュアル。素人にはハードルが高そうだが、「コツさえ押さえれば、お菓子作りに不慣れな人でもきれいにできますよ」と、お菓子・料理研究家の森崎繭香さん。「断面はフルーツの配置と切り方で決まります。基本は、カットする線に沿ってフルーツを置くこと。クリームがやわらかいと断面が崩れやすいので、少しかために仕上げるのもポイントです」
教わったのは「断面をイメージしやすく失敗が少ない」という2種類のサンド。見た目はもちろん、甘酸っぱいフルーツとさっぱりしたヨーグルトクリームのバランスが絶妙!「簡単でおやつにも軽食にもなって、優雅な気分に浸れるのがフルーツサンドのいいところ。今の時季ならキウイやマンゴーもおすすめです。断面を計算しながらフルーツを配置していくのも楽しみのひとつですよ」
【Step1】ヨーグルトクリームを作る。
■材料(2人分/いちごサンド1個、ぶどうサンド1個分)
・生クリーム…100ml
・ギリシャヨーグルト(無糖)…100g
・砂糖…大さじ2
1.ボウルに生クリーム、砂糖を入れ、ボウルの底を氷水にあてる。
2. 1を9分立て(しっかり筋がつき、ツノが立つくらい)になるまで泡立てる。
3.ギリシャヨーグルトを加え、さっくりと混ぜる。
【POINT】ギリシャヨーグルトは水切りヨーグルトでも可。
ボウルにキッチンペーパーを敷いたざるを重ね、普通のヨーグルトを200g入れて冷蔵庫で一晩おいて水切りして使う。
【Step2】フルーツをはさむ。
■材料
・食パン(8枚切り)…4枚
(いちごサンド、ぶどうサンドに各2枚ずつ使用)
・【Step1】のヨーグルトクリーム…200g
・ぶどう(種なし、皮まで食べられるもの)…赤4粒、緑5粒
・いちご…6粒
サンドの作り方
1.まな板にラップを広げ、その上に食パン1枚を置き、ヨーグルトクリームの1/4量を塗り広げる。真ん中は厚めに、端は少し余裕を持たせて塗る。
2.【いちごサンドの場合】いちごを写真のように並べる。
【ぶどうサンドの場合】ぶどうを写真のように並べる。
3.もう1枚のパンにも、1と同様にクリームを塗る。クリーム面が下になるように2にかぶせ、軽く押さえる。
4.ラップでぴっちりと包み、油性ペンで2の点線の通りにカットする方向の印をつけておく。
【POINT】ラップでくるんだ後は冷蔵庫で30分ほど休ませると切りやすくなる。
冷やすとクリームが適度にかたくなり、パンがクリームの余分な水分を吸ってしっとりして、切りやすく断面もきれいに。
5.ラップに包んだまま、四方の耳を落とす。
【POINT】耳のカットが苦手な人はクリームを塗る前に食パンの耳を落としておく。
パンを重ねて耳を切る方が切り口がそろいきれいだが、うまくできるか心配なら、クリームを塗る前にカットしてもOK。
6.ラップの印通りにカットする。一方向切ったら包丁についたクリームを拭くと◎。
王道いちごサンドは永遠のかわいさ。
2色のぶどうを水玉模様に見立てて。
Teacher…森崎繭香(もりさき・まゆか)
お菓子・料理研究家。身近な材料を使った作りやすいレシピを提案。犬と一緒に楽しめる無添加おやつのプロデュースも手がける。