誰かがあやして、誰かが抱っこ。4人目って実はラク!?|モデル asacoの4回目の育児 – fourth time around

MAMA 2018.09.04

この連載は…… モデルとして雑誌やCMに出演するいっぽう、子ども服ブランド「kitutuki」のディレクターとしても活躍中の asacoさんの連載。実は5月に4人目のお子さんを出産したばかりのasacoさん。4人目育児ってどんな感じ?家族の関係は変化した?家事やお仕事は?などなど、にぎやかな家族の日常を綴ります。

vol.2 きょうだいって素晴らしい

「きょうだいって、やっぱりイイ?!」
1人産んで、さてこの先きょうだいを作るか否かで悩むママから、よくそんな質問を受けます。私の答えは決まって「2人目以降は本当にラク!」

年が近いと、ちっちゃい頃は大変です。我が家も長女が2歳になる前に2人目出産だったので、産後は赤ちゃんが2人居るみたいな生活でした。こっちが泣いて、あっちも泣いて、目が回るような毎日だったけれど、子どもたちが成長するに連れて、その大変さよりもきょうだいの良さを実感することの方がたくさんありました。

懐かしの2人きょうだいの時代。毎朝仲良く保育園に通っていた頃です。
懐かしの2人きょうだいの時代。毎朝仲良く保育園に通っていた頃です。

まず何より、きょうだい同士で遊ぶようになって、親が子に付きっ切りになる時間がグっと減ります。特に、年が近いきょうだいは同じ遊びができるので、より一緒に遊ばせやすいという特典付き。小さい頃苦労した分、こうやってちゃんと返ってくるんだなぁと当時妙に納得しました。

上の2人はいま小学生。この夏休みは、一緒にプールに行ったり、お友達の家へ出かけたり。時にお留守番もしてくれるので、本当に助かっています。

そして、寝ても覚めても一緒に過ごすことで、子どもたちの中にも社会性が生まれます。もちろん、その分ケンカも絶えません。ちょっと足が当たっただの、どっちのお菓子が大きいだの、誰が先にお風呂に入るだの、どうでもいい、本当に些細な理由でケンカが勃発し、数分おきに誰かが泣いているなんてしょっちゅう……。そこでつい一言物申したくなるのですが、意外とそんな親の介入は関係なく、しばらくするとお互い大笑いして仲直りしているんですよね。くだらない日々のきょうだい喧嘩もコミュニケーションの一つと思えば、思わず声を荒げて叱ることも少なくなる(はず……)。

ちなみに、これはもう4人きょうだいの我が家ならではの話になるかもしれませんが、きょうだい人数が増えると子どもですら子育ての強力な助っ人になります。

4人目のかぜおくんが生まれてまた一段と育児が大変になるかと思いきや、今回が今までで一番手がかかっていないのです。子どもだからって侮れません。かぜおが泣けば誰かが抱っこして、誰かがあやしてくれる。手がたくさんあるって何て素晴らしいんだと身に染みる日々です。10歳の長女りねんは、ウンチおしっこに関係なくオムツ替えは完璧にこなすし、外出時なんて私に代わってスリングにかぜおを抱えて移動してくれます。まるで本当に小さなママのよう!ありがたし!

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いやぁ、きょうだいって素晴らしいことだらけだなぁ〜と、まさにこの記事を書いていたその日の夜、突然、上3人が義母の家にお泊まりする事になりました。主人と私、小さなかぜお。

急遽訪れた貴重な3人での時間は信じられないくらい静かで身軽で、たった数分で「子がひとりってこんなに楽だっけ?!」と。主人とにこやかに顔を見合わせたのは、ここだけの話……。

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