第77回 チュートリアル福田充徳の「はじめてパパのなんでも〈新発見〉!」 【チュートリアル福田の育児エッセイ・77】夫婦の会話は関西弁。でも、息子に話しかける時は……。
2017年12月、待望の第一子となる男の子が誕生! 新米パパとして、まだまだわからないことだらけだと言う福田さんの育児日記です。子どもとの毎日の暮らしの中でみつけた発見や感動、ときにするどい(!?)ツッコミを赤裸々に語っていただきます!
いつか息子にも「なにしてんねん!」とツッコむ日がくる?
最近、息子はいろんなお話をしてくれるようになりました。今「好き」と言う言葉がブームのようです。「パパが好き」「ママが好き」とたくさん言ってくれます。でも、ママと2人でいるときは「僕、パパも好きだけどママがいちばん好き!」と言い、僕と2人でいるときには「僕、ママも好きだけどパパが一番好き!」と言ってくれます。これ、どういうつもりなんやろう……とママと話しています。3歳児のくせにもう一流のキャバクラ嬢のようなことしてくれてるやん、と。でも、たまに間違えてうっかり僕に「僕、パパも好きだけどママがいちばん好き!」と言うてくるときもあるので、まだまだです。まあ「パパが好き」なんて言ってもらえるなんて少しの期間のことだと思うので、言ってもらえるうちにたくさん言ってくれたらうれしいです。
我が家は僕が京都出身で、奥さんも関西出身。なので家での会話は関西弁です。でも、息子が話すのは標準語。僕も息子と話すときはなぜか標準語で話しかけています。「ちゃんと食べないと保育園に行けないよ!」とか「トイレ行くなら早く言わないとダメだよ」とか。なんででしょうね? きちんと、はっきりとした言葉で言ったほうが息子に伝わる気がして、できるだけフラットな言い方で言うようにしています。
でも、夫婦では関西弁なので、そのうち流暢に息子も話せるようになったら「はよ、食べ!」と言うようになるのでしょうか。今はまだ「早く食べないと遅れるよ?」などと声がけをしています。たまにパパの言い方気持ち悪いと奥さんに言われますが、まあ仕方ない。息子も息子で、僕たちの会話を聞いて疑問に思うこともでてくるのでしょうか。「それ、ええやん」「ええやろ?」とか話していたら「ええやん……って何?」と思うようになるのかも。もう少しして、息子が言葉をもっと覚えて、話せるようになったら、きっとするっと「なにしてんねん!」と言い合えるようになっていると思います。その時、息子はどんな返しをしてくれるのか。今から楽しみです。