「博多うどん」だけじゃない! うどん発祥の地・福岡で食べ比べしたいうどん6選。定番から進化系まで。

LEARN 2019.06.04

福岡グルメで忘れてはいけないのが、うどん。Hanako『福岡シティガイド』「福岡でうどんを食べるならどこ?」より、「博多うどん」や北九州の「豊前うどん」、オリジナル麺など、一人でも楽しめる店を紹介します。

1.〈釡喜利うどん〉透き通ったスープに徳島産すだちが浮かぶ。/大名

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福岡で人気の「うどん居酒屋」の仕掛け人、〈二◯加屋長介〉のセカンドブランド。糸島産の粉で作る自家製麺は博多うどんと讃岐うどんの中間で、柔らかすぎず硬すぎず。

「すだちかけうどん」750円(税込)。さっぱりとしたすだちの味が冷たいスープに染み渡る。すだちの仕入れ状況によって値段が変動するので注意。
「すだちかけうどん」750円(税込)。さっぱりとしたすだちの味が冷たいスープに染み渡る。すだちの仕入れ状況によって値段が変動するので注意。

「すだちかけうどん」は、丼に盛った麺にスープをかけ、その上に輪切りにした徳島産のすだちを。沖縄の天然塩を使ったかえしをひとかけして仕上げる。

〈釡喜利うどん〉
■福岡県福岡市中央区大名1-7-8 
■092-726-6163
■11:30~22:30( 22:00LO) 火、第3水休 
■23席/禁煙 

2.〈恵味うどん〉年月をかけて進化した細く平たいオリジナル麺。/六本松

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老舗〈恵味うどん〉が3月に移転リニューアル。もとは太い讃岐麺を出していたが「お客を待たせたくない」という思いから徐々に細く平たく変わり、今ではジャンル分けできないオリジナル麺に。

「とりおろしうどん」850円(税込)。つけだれは50年間注ぎ足して使っている、醤油のきいたかえしがベース。つるっと細い麺にしっかりと絡む。
「とりおろしうどん」850円(税込)。つけだれは50年間注ぎ足して使っている、醤油のきいたかえしがベース。つるっと細い麺にしっかりと絡む。

「とりおろしうどん」のつけだれは、鶏肉を漬け込み大根おろしを炊き合わせ、薬味でさらに深みを足した一杯。

〈恵味うどん〉
■福岡県福岡市中央区六本松4-3-2 インエイト1F
■092-753-8018
■11:00~15:00(14:30LO)、17:00~21:00(20:30LO) 月休 
■20席/禁煙 

3.〈豊前裏打会 萬田うどん〉旬の素材を生かし、和を感じられる一品。/薬院

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透明感があり、もっちり、つるっと。そんな特徴を持つのが豊前裏打会の麺だ。〈萬田うどん〉は裏打会の原点、北九州の〈津田屋官兵衛〉での修業を経てオープン。本家よりもコシと弾力のある細麺を味わえる。

「野菜天ぶっかけ」820円(税込)。白金の青果店〈八百将(やおまさ)〉から仕入れた朝倉産の旬の野菜が中心。季節で野菜が変わり、いろんな素材を楽しめる。
「野菜天ぶっかけ」820円(税込)。白金の青果店〈八百将(やおまさ)〉から仕入れた朝倉産の旬の野菜が中心。季節で野菜が変わり、いろんな素材を楽しめる。

旬の食材を使用したメニューを多く取りそろえ、季節を感じながら楽しめるのが魅力だ。 

〈豊前裏打会 萬田うどん〉
■福岡県福岡市中央区薬院2-13-33 VIP薬院1F 
■092-781-8041
■11:30~16:00(15:30LO)、17:30~22:30(22:00LO) 火、第1水休 
■34席/禁煙

4.〈宇どんヤ かまわん〉福岡が誇るうどん居酒屋人気No.1の創作うどん/春吉

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糸島産100%の自家製の手打ち麺は細くてほどよく柔らかく、誰でもなじみやすいように作られている。

「坦々うどん」800円(税込)。だし醤油がきいたつゆに練りゴマを和えたスープが香る。肉味噌や仕上げのラー油で、スープはピリッと程よい辛さに。
「坦々うどん」800円(税込)。だし醤油がきいたつゆに練りゴマを和えたスープが香る。肉味噌や仕上げのラー油で、スープはピリッと程よい辛さに。

「担々うどん」にトッピングされた肉味噌は、豆板醤やXO醤などと和えたオリジナル。旨味がスープに染み出し、さらにコクのある味わいに。福岡名物ゴマサバなどのつまみやワイン・日本酒などのお酒を幅広く置き、居酒屋としても楽しめる。

〈宇どんヤ かまわん〉
■福岡県福岡市中央区春吉3-21-30 
■092-711-9811
■11:00~4:00(3:30LO) 不定休 
■40席/喫煙 

5.〈讃岐うどん 茶ぶ釡〉糸島産の醤油に合わせた香り高い讃岐うどん/大濠公園

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90年以上の歴史を持つ糸島のミツル醤油に合うようにと考案されたのが「ミツル醤油うどん」だ。

「ミツル醤油うどん」600円(税込)。しっかりコシがある讃岐うどん。甘みを含んだ天然醸造のミツル醤油と青海苔の天かすの香りが口いっぱいに広がる。
「ミツル醤油うどん」600円(税込)。しっかりコシがある讃岐うどん。甘みを含んだ天然醸造のミツル醤油と青海苔の天かすの香りが口いっぱいに広がる。

福岡産とオーストラリア産をブレンドした小麦粉は、季節や天候に合わせて毎朝配合する。イタリアン出身のオーナーの経験を生かした、洋とうどんを掛け合わせた彩り豊かな季節限定メニューも味わいたい。

〈讃岐うどん 茶ぶ釡〉
■福岡県福岡市中央区大濠公園3-2
■092-741-6770 
■11:00~14:30LO、17:00~20:00LO(金土日のみ) 火休 
■22席/禁煙 

6.〈うどん杵むら〉ほのかに香る味噌とゴマの風味でホッと一息/薬院

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コンクリートに蔦が這う建物に、温かみのある文字で書かれた看板が目印。自家製の細く柔らかい平麺は、国産の小麦2種をブレンド。

「ごま味噌うどん」880円(税込)。半ずりにした煎りたてのゴマを使い、甘めに作られた国産の白味噌がゴマの風味をさらに上品に引き立てる。
「ごま味噌うどん」880円(税込)。半ずりにした煎りたてのゴマを使い、甘めに作られた国産の白味噌がゴマの風味をさらに上品に引き立てる。

ゴマの香りが漂う「ごま味噌うどん」は、鶏肉や豚肉と根菜を合わせた揚げつくねとその上にそっと置かれた柚子の風味を一緒に。

〈うどん杵むら〉
■福岡県福岡市中央区薬院2-14-28 2F
■092-714-2323
■11:30~15:00(14:45LO)、17:30~22:30(22:00LO)、土日祝~22:00(21:30LO) 月休(祝の場合、翌火休) 
■15席/禁煙 

Hanako『福岡シティガイド』特集では、福岡の楽しみ方を多数ご紹介しています!

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(Hanako1173号掲載/photo : Kenta Kawasaki text : Ayaka Kawano (Chikara) edit : Chikara)

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