隠れ家甘味処の休日限定ランチも。 曜日限定で出合えるカフェ、休日限定メニューとは?【鎌倉】知る人ぞ知るカフェ&ベーカリー3選
海と山に囲まれた鎌倉では、お店ものんびりマイペース。週3日や4日だけ営業の店も少なくない。そんな中でも群を抜いてレア度の高い存在を目指してこの町へ。地元でも知る人ぞ知るカフェ、休日限定メニューをどうぞ。Hanako『ひみつの鎌倉』「曜日限定で出合える。」よりお届け。
1.〈Cafe Kamejikan in 亀時間〉鎌倉暮らしを体感する宿で手作りのデンマークパンを。
古民家宿の先駆けとして2011年に開業したゲストハウス〈亀時間〉。
普段は旅行客がくつろぐラウンジで、週2日だけカフェがオープンする。
店長はワーキングホリデーの滞在先・デンマークで食の大切さを実感したユウリさん。その時ホストファミリーから分けてもらったライ麦種を使って毎週パンを焼き、オープンサンドでゲストをもてなす。
鎌倉の野菜直売所・レンバイの新鮮な野菜と手作りの発酵調味料を使った5種の具も、粒感のあるライ麦パンも、ほっと一息つける味わいだ。
〈Cafe Kamejikan in 亀時間〉
スモーブローのほか、卵や乳製品を使わないデンマークのパンケーキ・エイブルスキーバーや自家製甘酒のアイスクリームなども。
■神奈川県鎌倉市材木座3-17-21
■0467-25-1166
■土日12:00~16:30LO 月~金休
■15席/禁煙
2.〈甘味処こまめ〉隠れ家甘味店のランチは休日だけのお楽しみ。
豆にこだわり、天草にこだわり、米にこだわる。この店の魅力がギュッと詰まったのが土日祝限定・季節のおむすびセットだ。
粘りがあって食味に優れた「はえぬき」を山形の農家から直接取り寄せ、3口ほどで食べられる小さなおむすびに。だしのしみた高野豆腐や野菜の炊き合わせ、とろりと絶妙なゆで加減の半熟卵など、甘味同様に手間を惜しまず心を尽くした料理と共に供される。もちろん食後には、寒天炊きや餡炊きから手がける甘味のミニサイズつき。
休日の午後をゆっくりどうぞ。
〈甘味処こまめ〉
オープンして12年。名物は伊豆、高知、三重県産の天草をブレンドし、主に沖縄県産の黒糖と高知県産生姜を合わせた、独特の食感の黒寒天。
■神奈川県鎌倉市佐助1-13-1
■0467-23-8334
■11:00~18:00 火、第3月休(祝は営業)
■16席
3.〈ベルグフェルド 雪ノ下本店〉土日祝限定で販売。珍しいリボンのかたち(編集者・北條尚子さん)
1980年創業のドイツパンとお菓子の老舗。
ここで「週末だけ買えるクロワッサンがあるんです」と編集者・北條尚子さん。カルピスバターがふんだんに使われ、両端はぱりぱり、真ん中はしっとり。併設のカフェでいただける。お昼過ぎには売り切れることも。長谷店でも購入可。
〈ベルグフェルド 雪ノ下本店〉
■神奈川県鎌倉市雪ノ下3-9-24
■0467-24-2706
■9:00~18:30 火、第1・3月休
Hanako『ひみつの鎌倉』特集では、鎌倉の楽しみ方を多数ご紹介しています!
(Hanako1172号掲載/photo : Shin-ichi Yokoyama text : Mutsumi Hidaka)