厳選ニューフェイスを紹介。 刺身を焼いて味わう新名物も!【築地場外】絶品海鮮グルメが楽しめる注目店3軒
「築地の健在」を力強くアピールする場外のにぎわい。それをさらに後押しする、厳選のニューフェイスを紹介。それぞれ個性的で、通いたくなる店ばかり!Hanako『ふだんづかいの大銀座』「市場が移っても、活気は健在。ニューオープンラッシュの街。」より、築地場外の絶品海鮮グルメが楽しめる注目店3軒をご紹介します。
1.〈焼うお いし川〉刺身を焼いて味わう築地の“新名物”。
マグロの大トロ、中トロ、のどぐろなど7枚が楽しめる。極上の刺身を焼いて食す。焼肉ならぬ「焼うお」を提案するのがこちら。寿司店〈築地青空三代目〉の代表・石川太信さんが「市場移転後も築地が廃れないよう、新名物を」と考案した。
この店の“特上カルビ”は、厚切りの天然本マグロの大トロ。コンロで両面を5秒炙って特製おろしダレをつけて頬張ると、大トロの旨みと脂があふれ出し舌が歓喜!「生では出合えなかった味わいが炎の力で引き出されます」と石川さん。赤酢としょうゆ、スパイスなどをブレンドしたシャリに合わせたり、スダチを搾ってワサビをのせたり。ネタによって食べ方も多彩。感動の「焼うお」体験を。
〈焼うお いし川〉
ランチは焼トロ定食1,680円や丼も。夜は「本日のおまかせ5種」2,980円~がおすすめ。
■東京都中央区築地4-13-5
■03-3541-3804
■10:30~14:30LO、17:30~21:30LO 月休
■42席/禁煙
2.〈Green Kitchen〉抜群の食材が丁寧な仕事とスパイスで珠玉の一皿に。
旬の魚と野菜を味わうダイニング。シェフは〈ジョエル・ロブション〉などで腕を磨いた小島三生さん。
一流レストラン御用達の仲卸しが目利きした一級品の魚介や有機&無農薬の野菜を、70種類以上のスパイスやハーブ、発酵エキスなどを駆使して奥行き深い一皿に仕立てる。「スパイシーハイボール」800円は胃がスッキリすると人気。
おすすめは、気仙沼産の女梶木のステーキ。肉のように脂が乗った女梶木が、スパイスの効いた赤ワインソースでぐっと引き立ち、散らした刻みフキノトウと一緒に食べると新次元の味わいに変貌。「手をかけて素直においしいと思える料理をお出ししたい」と小島さん。その心意気が、どの料理からも伝わってくる。
〈Green Kitchen〉
ワインは自然派を用意。グラス700円~、ボトル3,800円~。
■東京都中央区築地6-23-7 唐杉ビル1F
■070-3123-7667
■17:00~22:30LO(日16:00~21:00LO) 月休
■10席/禁煙
3.〈築地 挙母鮨〉本格派の寿司を手頃に味わうならココ!
「江戸前寿司を気軽に」を掲げて、昨春、晴海通り沿いに開店。
築地魚河岸や豊洲でその日に仕入れた旬の魚介を、セット握りや丼でリーズナブルに堪能できる。
カウンター席の小さな店ながら、店長の星野秀幸さんが温かく迎えてくれるから緊張は不要。愛知の地酒「吟」や「空」など希少な日本酒もそろえ、寿司とのペアリングも一興。
〈築地 挙母鮨〉
握りは1貫から注文できる。セット握りでも苦手なネタを代えてくれる配慮がうれしい。
■東京都中央区築地4-11-3
■03-6264-2626
■8:00~15:00LO、17:00~21:00LO 不定休
■9席/禁煙
Hanako『ふだんづかいの大銀座』特集では、おいしい銀座のお店を多数ご紹介しています。
(Hanako『ふだんづかいの大銀座』掲載/photo : Mariko Tosa, Megumi Uchiyama text : Asami Kumasaka)