老舗洋食店が、リニューアルしてさらにおいしく! レトロかわいいが集まる「甘酒横横丁」。人形町・浜町エリアで注目の老舗グルメ店とは?

LEARN 2019.04.10

江戸時代・天保の頃は、花街として隆盛を極めた人形町&浜町界隈。かつての風情を残す老舗が、今も現役で繁盛するこのエリア。Hanako『ふだんづかいの大銀座』「培われた歴史が、今も息づく。モダンな江戸のお散歩コース。」より、老舗のおすすめ洋食店・ほうじ茶専門店をご紹介します。

〈芳味亭〉リニューアルしてさらにおいしくなった洋食を。

2階も洗練された雰囲気。
2階も洗練された雰囲気。

昭和8年、横浜ニューグランドホテルで洋食を学んだ創業者・近藤重晴シェフが開店。ホテル仕込みの丁寧な仕事を受け継ぎ、現在は5代目の社長が店を担う。

「ビーフスチュー」は創業者がホテルでの呼び方をそのまま使ったことに由来。〈人形町今半〉の黒毛和牛スネ肉を使用。2,592円。ランチ1,944円~、ディナーコース5,400円~(2名より・各税込)。
「ビーフスチュー」は創業者がホテルでの呼び方をそのまま使ったことに由来。〈人形町今半〉の黒毛和牛スネ肉を使用。2,592円。ランチ1,944円~、ディナーコース5,400円~(2名より・各税込)。

昨年12月に移転リニューアルし、洋風の一棟建てになった店内では、名物の「ビーフスチュー」をはじめ、カニクリームコロッケやハヤシライスなど、創業当時からのロングセラーがグレードアップして登場。

〈芳味亭〉
アラカルトも充実。
■東京都中央区日本橋人形町2-3-4
■03-3666-5687
■11:00~15:00、17:00~22:00(21:00LO) 月祝休(戌の日が月の場合営業) 
■51席/禁煙

〈森乃園〉香ばしい薫りが店頭に漂う、自家焙煎のほうじ茶専門店。

2階甘味処の人気メニュー、ほうじ茶ぜんざいとわらび餅のセット1,250円。どちらにも極上ほうじ茶を使用。
2階甘味処の人気メニュー、ほうじ茶ぜんざいとわらび餅のセット1,250円。どちらにも極上ほうじ茶を使用。

創業大正3年のほうじ茶専門店。ここでは自家製のほうじ茶を30種以上も用意する。

看板商品の極上ほうじ茶175g(1,195円)
看板商品の極上ほうじ茶175g(1,195円)

一番人気は黄金色のパッケージの極上ほうじ茶。1日100袋以上も売れるそう。

毎日店頭で何度もほうじ茶を焙煎。
毎日店頭で何度もほうじ茶を焙煎。

九州産の甘味の強い茶葉をオリジナルでブレンドし、1度目は低温でじっくりと水分を飛ばし、2度目は高温で焙煎し苦味をなくすのがポイント。濃厚なのに渋みがなく、まろやかな味わいで飲み飽きない。前日に焼いた茶葉を販売するため、売り切れ次第終了。

〈森乃園〉
2階には甘味処もあり。
■東京都中央区日本橋人形町2-4-9 森乃園ビル
■03-3667-2666
■9:00~19:00(土日祝11:00~18:00)、2Fの甘味処12:00(土日祝11:30)~17:00LO 無休 
■20席/禁煙

Hanako『ふだんづかいの大銀座』特集では、おいしい銀座のお店を多数ご紹介しています。

Hanako『ふだんづかいの大銀座』

(Hanako『ふだんづかいの大銀座』掲載/photo : Kayoko Aoki text : Kimiko Yamada)

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