豪快な炭火焼きの熟成肉にテンションアップ! 肉料理が自慢!東銀座・新富町のビストロ・イタリアン3軒【熟成肉・ホルモン・ラム肉】
華やかでハレの店が多い印象の銀座中心地に対し、昭和通りを渡ると等身大でデイリーな店ぞろい。おいしいものが食べたくなった時、気合を入れずにくつろいで過ごせる店が待っています!Hanako『ふだんづかいの大銀座』「リーズナブルで、味は一流。路地に注目店が集まる下町。」より、肉料理が自慢のビストロ・イタリアン3軒をご紹介します。
1.〈BISTRO HAMAIF〉炭火の香りもごちそう。シンプル&骨太な肉料理を。
ブラックアンガス牛リブロース、千葉県産仔豚の骨付きロース、仔鴨ロース。2、3種を選べる。ほかに仔羊なども。仔豚の骨付き肉がシェフのイチオシ。
信頼を寄せる精肉店と密に連絡を取り、真空やチルドにせず生の状態で仕入れ、炭の火力で豪快に脂を溶かして焼き上げる。
香ばしい匂いとともに口へ運ぶと、肉汁が弾け、軟らかくて甘い身にうっとり。ほかに、濃厚な旨みのブラックアンガス牛、しっとりジューシーな仔鴨など、アウトドア料理を思わせるダイナミックな炭火焼きが目白押し。
〈BISTRO HAMAIF〉
ランチはパスタ900円、肉料理1,300円。
■東京都中央区新富1-9-4 ファンデックス銀座ビルB1
■03-6280-3483
■11:30~14:00(水~金、第1・3火のみ)、17:00~23:00 月、第2・4火休
■24席/禁煙
2.〈Nodo Rosso〉鮮度も質も自信アリ! 内臓料理と伊産ワインのコンビ。
毎朝、品川の食肉市場に出向いて仕入れる内臓と肉料理が看板のイタリアン。まずは春の冷菜から。ハツの表面をサッと炭火で炙り、ツンと爽やかな辛みの花山葵と昆布ダシのジュレを合わせてあり、淡く繊細な味わいに意表をつかれる。
メインは、ハラミ、食道、タン元など7種類を盛り合わせた炭火焼きを。プリッ、コリッと弾力ある食感は、言わずもがなのおいしさ。昨年11月に店内をリニューアル。天井を高くしてテーブル席を増やした。イタリア産のみにしぼったワインは、グラス700円~、ボトル4,200円~。
〈Nodo Rosso〉
3月末に桜祭りを開催予定。ロゼワインを約10種グラスでそろえる。内臓料理と好相性。
■東京都中央区新富1-6-5 107
■03-5542-0504
■18:00~22:00LO 日休(月が祝の場合営業、翌休)
■14席/禁煙
3.〈Sensibilité〉路地にこぼれる灯りが目印。迫力大のラムは皆が笑顔に。
圧倒的なボリュームのプレートに心が躍る!ラムのハーフラックを塊で焼いたローストは、ロゼ色の断面が食欲を誘う。ぷるんと軟らかな食感とあふれる肉汁、香草ソースと合わせた時の味わいに、ワインが進むこと間違いなし。「最後は骨を手づかみでどうぞ」とマダム。
ご夫婦ふたりでやわらかな時間をつむぐビストロは、時間を気にせずゆるゆると過ごせる空間だ。
〈Sensibilité〉
オードブルは、旬の魚介や野菜メニューが中心。定番の田舎風パテ1,080円も人気。
■東京都中央区新富1-8-7 新和ビル1F
■03-6280-3481
■18:00~23:00LO 月休、月2回不定休
■16席/禁煙
Hanako『ふだんづかいの大銀座』特集では、おいしい銀座のお店を多数ご紹介しています。
(Hanako『ふだんづかいの大銀座』掲載/photo : Yuko Moriyama text : Yumiko Ikeda)