リアル過ぎる、進化系レモンケーキも。 台湾・台中で愛らしいルックスのレトロスイーツ「レモンケーキ」が人気再燃!
台中銘菓といえば太陽餅が有名だが、老舗の菓子店を筆頭に人気が再燃しているのが見た目も愛らしいレモンケーキ。日本と縁が深い、昔ながらのレトロなお菓子を追いました。Hanako『やっぱり私は、お茶が好き。』「レモンケーキの里、台中でかわいいご対面。」より、台中で食べたいおすすめレモンケーキをご紹介。
1.〈洪瑞珍餅店〉レモンケーキとサンドイッチが2大名物です。/中區
スポンジの上のアイシングは厚めで生地はカステラのよう。包み紙もかわいい。酸味をおさえたアイシングでふかふか生地をコーティングしたレモンケーキをお土産に買ったら、サンドイッチをチェックするのもお忘れなく。
〈洪瑞珍〉の看板に大きく書かれた“三明治”とはサンドイッチのこと。下草苺(チーズ+いちご)26元や橘子(チーズ+ママレード)26元など、もちもちの食パンを使ったサンドイッチは10種前後販売している。
〈洪瑞珍餅店(ホンルェイジェンビンディェン)〉
店内にはパイナップルケーキや沙其馬(サーチーマ)など台湾の伝統菓子やパンがずらりと並ぶ。レモンケーキは1個売りもしている。(28元)。
■台中市中區中山路125-2號
■04-2226-8127
■9:00~22:00 無休
2.〈六日甜點専賣店〉本物の葉をつけたレモンケーキがリアルすぎると話題に。/西區
台湾出身のパティシエ、アントニオ・ヤンが手がけるスイーツショップ。
果物型ケーキの名手といわれるセドリック・グロレに感銘を受けて作り始めたという本物さながらのレモンケーキは、中にカスタードクリームと酸味のきいたレモンジャムがたっぷり。
外側は果皮のテクスチャーに近づけるようペクチンをスプレーして仕上げている。
ケーキは常時8種用意。
〈六日甜點専賣店(リョウズーティエンディエンツァンマイディェン)〉
英語の店名は〈Patisserie67〉。昨年の6月にオープンし、ビジュアルが美しいケーキがSNS上で話題に。イートインスペースも。
■台中市西區忠明里美村路一段117巷1號
■04-2321-0991
■12:00~20:00(金土~21:00) 月休
■15席
Hanako『やっぱり私は、お茶が好き。』特集では、おいしい台湾のお店を多数ご紹介しています。
(Hanako1170号掲載/photo : Kenya Abe text : Keiko Kodera)