バイキングの元祖! 日比谷〈帝国ホテル〉バイキングの定番人気・60周年記念メニューをチェック!
日本で初めてバイキングを取り入れ、60周年を迎えた日比谷〈帝国ホテル 東京〉〈インペリアルバイキング サール〉。定番人気から期間限定まで、気になるメニューをチェック!Hanako創刊30周年記念特大号『無敵の大銀座!』「帝国ホテルと私のいい関係!老舗の魅力を、深掘りしてみる。」よりご紹介します。
前菜やメイン料理がずらりと並ぶブッフェ台。ロティサリーではシェフが目の前で料理を仕上げる。
60周年を記念し10月末まで期間限定の「仔羊のロースト」。ドフィノワーズを添え、特製ソースを。
帝国ホテルバイキングの歴史が知りたい!
60年前のオープン当時のブッフェ台と料理長たち。テーブルの上に並べられた色とりどりの料理の美しさは、今も昔も変わらず。レンガ造りの内装もクラシックで魅力的。
1958年、パリで修業をしていた当時の帝国ホテル料理長・村上信夫に、魚介類や肉類などから好みの料理を自由に食べる北欧の伝統料理「スモーガスボード」を習得してきてほしいと社長からの命が下ったのがはじまり。デンマークへ渡りスモーガスボードについて学んだ村上は、帰国後、〈インペリアルバイキング〉をオープンさせた。
“バイキング”という名前の由来は?
1958年の開店当時に使用されていたメニューの表紙。店名の由来とも繋がる“バイキング船”のイラストが目を引くデザイン。
食べ放題=バイキングのイメージが今ではすっかり根付いているけれど、初めに“バイキング”と名付けたのも〈帝国ホテル 東京〉だ。きっかけは、1958年に公開されたカーク・ダグラス主演のアメリカ映画『ヴァイキング』。映画を見たスタッフが、劇中の食事シーンの豪快さに「スモーガスボード」との共通点を感じて名付けたのだとか。
定番&注目のメニューをおしえて!
開店60周年を迎えた〈インペリアルバイキング サール〉には、開業初期から愛され続けている「ポテトサラダ」や人気の「特製カレー」をはじめ、歴史を感じるメニューがたくさん。
まるでケーキのように美しい「ポテトサラダ」。
昭和初期からの定番メニュー「特製カレー」。
もちろん、最新のメニューも見逃せない!
期間限定の「仔羊のロースト」。
バニラアイスにかけていただく温かいソース「チェリージュビリー」は、甘さの中にほんのり苦味を感じる大人の味わい。
バイキングをもっと楽しむコツは?
〈インペリアルバイキング サール〉のランチタイムとディナータイムには、バイキングの知識が豊富な「バイキングコンシェルジュ」というスタッフがいるって知ってた?並んでいるメニューの紹介や盛り付けのコツはもちろん、バイキングの歴史やホテル館内のことについても教えてくれる。気になることがあったら気軽に聞いてみよう。
今回ハナコラボが教わった、バイキングコンシェルジュの上野高正さん。「これはどうやって食べるべき?」「おすすめの組み合わせは?」などの疑問に、優しい笑顔で答えてくれる。
〈インペリアルバイキング サール〉
ランチタイム料金は大人・平日5,500円、土日祝6,000円(10月より料金変更)。
■東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル 東京本館17F
■03-3539-8187
■朝食7:00~9:30、昼食11:30~14:30、夕食17:30(土日祝17:00)~21:30 無休
■200席/禁煙
Hanako創刊30周年記念特大号『無敵の大銀座!』では、日比谷のグルメを多数ご紹介しています!
(Hanako1165号掲載/photo : Mariko Tosa text : Momoka Oba)