青い器に、淡い色のお菓子を。 【京都】和菓子×京作家の器!晩夏の、目にも涼しい一皿とは?
ロクロや染付、釉薬の風合いなど、独特の技法が光る京作家の器。まだ暑さが残る晩夏の、和菓子と合わせて楽しむ目にも涼しい一皿とは?Hanako『京都検定。』「Q. 作家の器、どう選べばいい?」よりお届けします。
1.村田匠也×〈nikiniki〉
〈nikiniki〉のパステルカラーの薯蕷饅頭「バル」5個入り1,100円が映える、村田匠也の銀彩を添えた淡いブルーの青磁釉丸皿4,000円 。
〈昂KYOTO〉
■京都府京都市東山区祇園町南側581 ZEN 2F
■075-525-0805
■12:00~18:00 月火休
村田匠也(むらた・たくや)/1982年京都市生まれ、京都嵯峨芸術大学短期大学部洋画科卒、陶工高等技術専門校成形科卒。ロクロと釉薬遣いの繊細さは、現代の京焼。
2.出口ふゆひ×〈UCHU wagashi〉
出口ふゆひの染付小皿2,400円は、〈UCHU wagashi〉の干菓「ochobo」1,000円の水玉文様を重ねてシュールな絵に。
〈Second Spice〉
■京都府京都市上京区河原町通丸太町上ル桝屋町 毎日新聞京都ビル1F
■075-213‒4307
■11:00~19:00 木休
出口ふゆひ(でぐち・ふゆひ)/1975年京都市生まれ、嵯峨美術短期大学陶芸卒。染付で白磁の器に描いた、一度見たら忘れられない不思議な絵柄がトレードマーク。
3.齋藤晃子×〈永楽屋〉
〈永楽屋本店〉の細工のような「琥珀 柚子」6包12本780円、「琥珀 栗」6個840円を、齋藤晃子のガラス小器3,100円にのせて一体に。
〈若葉屋〉
■京都府京都市中京区三条通西洞院西入ル塩屋町53
■075-221-0467
■10:00~19:00 水休
齋藤晃子(さいとう・あきこ)/1984年兵庫県生まれ、倉敷芸術科学大学工芸学科卒。キルンワークでガラスを溶かして表現した器やアクセサリーはオブジェのよう。
Hanako『京都検定。』特集では、京都のスイーツを多数ご紹介しています。
(Hanako1164号掲載/photo : Makoto Ito text : Mikako Sawada)