映画公開を記念して、三ツ星シェフ監修〈エネコ東京〉で試食会を開催。 ドキュメンタリー映画『世界が愛した料理人』のエネコシェフ本人が手がけた料理に感動!
スペインのバスクを代表する料理人エネコ・アチャが究極の食を求めて日本の名店を巡る美食ドキュメンタリー映画『世界が愛した料理人』が、9月22日(土)より公開。これを記念して行われた、映画の公開イベントに参加して来ました!なんと、エネコシェフ自らがこだわりの料理を振る舞いました。
公開記念イベント!〈エネコ東京〉での試食会。
9月22日(土)公開の美食ドキュメンタリー映画『世界が愛した料理人』。映画の公開を記念したイベントが、今年オープン1周年を迎える六本木の〈エネコ東京〉で開催されました。『世界が愛した料理人』では、エネコ・アチャの創作の裏側が描かれ、料理への想いが語られているのだそう。まずは、お店の料理を試食させていただきました!
まずは、「Green House」と呼ばれる一室にて、チャコリを一杯。2種類の葡萄を使用した「ゴルカ イサギレ チャコリ ブランコ」はすっきりとした味わいでした。主に、前菜と合わせるためのウェルカムドリンクとして好まれているそうです。
続いては「ピクニック」と名付けられた前菜の盛り合わせ。「うなぎとアンチョビのブリオッシュ」、レモンとフォアグラのムース「レモングラ」、食べるカクテル「カイピリーチャ」の3種をいただきました。どれも上品な味わいで、乾杯のチャコリとも相性抜群です。
また2階のダイニングでは、コース料理の一部を見ることができると聞き、さっそく訪問。ダイニングのテーブルや椅子、壁に飾られた絵画などは、全て〈エネコ東京〉の原点でもある、スペインのバスク地方から運ばれているのだそう。先ほどの「Green House」とはまた違った雰囲気に、感動を覚えました。
こちらのメニューは「オマール海老 コーヒー風味バター」。エスプレッソの香りがするバターの泡がポイントです。赤いソースにはくちなしが使用され、色鮮やかでアートのような一皿。残念ながら試食はできませんでしたが、一つひとつのメニューに物語やこだわりが感じられました。
エネコが仕上げた「トリュフ卵」試食とトークショー。
そして最後は、エネコシェフのトークショーの開催と、本人が仕上げた「トリュフ卵」を食べられるとのこと。地下1階の別室に移動しました!
スペイン史上最年少でミシュラン三ツ星を獲得した、天才料理人エネコシェフが目の前で料理を仕上げる貴重な体験に感動。今回の試食メニュー「トリュフ卵」が、完成するまでの全て工程を見ることができました。
卵の黄身を吸い上げ、その後、トリュフソースを卵黄の中に注入。トリュフを3時間蒸して抽出したジュースを使うソースは、非常に貴重な食材です。元々はオムレツなどの調理に使用していましたが、「もっと卵を新鮮な状態で提供したい」と考え、この「トリュフ卵」を開発したんだそう。
新鮮な卵を厳選することで、調理を加えても卵の膜が割れにくいのだとか。一口でいただきましたが、濃厚で甘い卵黄と、香り豊かなトリュフソースが絶妙なマッチング。これまで味わったことのないような、ふわっと優しく広がる美味しさに、圧倒されたのでした。
そして最後は、エネコシェフの特別トークショー。〈エネコ東京〉の料理が好きな人や、楽しみにしている人へ「映画を楽しんでいただけたら」とメッセージを送りました。「家族のために料理をつくりたい」などと、さまざまな思いを持ち現在に至ることから、『世界が愛した料理人』にも特別な思いがこもっているのだそうです。
9月22日(土)から公開がスタートする『世界が愛した料理人』、ぜひチェックしてみてくださいね!
〈エネコ東京〉
■東京都港区西麻布 3-16-28 TOKI-ON 西麻布
■https://eneko.tokyo/
世界が愛した料理人
■9月22日(土)上映開始
■YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次公開