9/5（水）までの期間限定イベント 超一級品「伊奈のマサバ」を味わい尽くす。恵比寿のイタリアン〈ALMA〉で鯖フェア開催中！

恵比寿駅から徒歩数分、明治通り沿いに佇む〈ALMA〉は、宮城県仙台市発祥のイタリアン。

ヨーロッパのアンティークに囲まれ、ドライフラワーをも飾られた品のある空間で、魚介を中心に東北の新鮮な食材をふんだんに使ったイタリア料理がアラカルトとコースで楽しめます。ワインはビオをはじめとしたイタリアワインが豊富にラインナップ！

これまでにも様々な魚介をテーマに全国各地の生産者とのコラボ企画を展開してきた〈ALMA〉ですが、今回は長崎県の離島・対馬の漁師・銭本慧さんの「伊奈のマサバ」。8月から10月にかけて最盛期を迎える「伊奈のマサバ」は、通常のおよそ倍以上を誇る大きさと抜群の脂ノリ、丁寧な血抜き処理による鮮度のよさが自慢。そんな名シェフたちが指名買いする超一級品を、一週間にわたり、佐藤正光シェフが手掛けるコースやアラカルトとして楽しめるのです。

フェア初日、8/29（水）には銭本さんを囲んでのイベントが開催。「伊奈のマサバ」をはじめとした対馬の魚介料理がビュッフェスタイルで振舞われました。

解体ショーや、サスティナブルな漁業に取り組む銭本さんによる貴重なお話も。水産資源の危機が謳われるいま、「持続可能な漁業の実現」の為にこれからの漁業の在り方をも考える充実の会になったとのことでした。

イタリア語で蒸し料理を指す「ヴァポーレ」。マッシュしたイタリアの白インゲン豆に蒸した鯖、多彩なハーブからなる一品。本フェアでは様々な調理法による鯖料理が楽しめますが、珍しい蒸した鯖がいただけるのも、鮮度がいい「伊奈のマサバ」だから成せる技だそう。濃厚な脂のしっとりした鯖のおいしさを堪能。華やかでフルーティーな白ワイン「レウコテア・リグーリア・ディ・レヴァンテ」を合わせていただきました。

塩マリネして水分を抜き、乾燥、スモークすることで鯖の旨味を引き出し、香り付けした一品。北イタリアのチーズ「タレッジョ」のソースや酸味の強い赤キャベツなど、主張の強い食材と合わせても負けないほど、鯖の旨味がぎゅっと凝縮しています。こちらには香りの強いビオのロゼワイン「カ・デル・コンテ アゾール」を。

近年、数々の名シェフたちが関心を寄せている「サスティナビリティ」。フードロス問題にも取り組む佐藤シェフの、未利用魚を使った一品もいただきました。痛みやすく中々市場に出回らない「ハガツオ」は、カツオほど赤くなく、さっぱりとしていて淡白。塩漬けされ、生ハムのようにねっとりとしたハガツオを楽しみました。メニューには載っていませんが、その時々の仕入れ状況によって未利用魚を使った料理が楽しめるとのこと！

様々な調理法によって昇華された超一級品の鯖を味わいながら、そのおいしさの可能性を知る本フェア。鯖好きにとってはまたとない貴重な機会、是非足を運んでみては？

〈ALMA〉
■東京都渋谷区東3-15-6 百百代ビル1F
■03-5468-5737
■月～金18:00～25：00（24：00L.O.）、土16:00～25：00（24：00L.O.）、日16:00～23：00（22：00L.O.）
■www.classic-inc.jp/alma

「鯖会@ALMA」
■8月29日（水）～9月5日（水）
■18：00～25：00
■コース
「銭本さんの伊奈サバのスペシャルコース」5品6000円
ペアリングワイン5杯付き 別途3500円
■アラカルト
「サバの生ハムとリコッタチーズ ネクタリンのサラダ」1480円
「熟成した鯖のヴァポーレ カンネリーニとハーブ」1780円
「燻したサバと発酵赤キャベツ タレッジョソース」1680円
「サバとローザマリーナのパスタ フリッジ」1680円