家ハイボールが格段にうまくなる。プロが教えるウイスキーの飲み方のコツ3選
ささき・たいち/国内最難関といわれる「マスター・オブ・ウイスキー」初代合格者。サントリー株式会社HOSグローバル推進部・シニアスペシャリスト。ウイスキーの啓発活動に注力。著書に『絵とマンガでわかる ウイスキー1年目の教科書』(KADOKAWA)がある。
テイスティングしよう


グラスに少量(約30ml)のウイスキーを注ぎ、外観を確認。

次に香りを嗅ぎ、果実や花、樽由来の香りやスモーキーな香りを確かめる。その後、極少量を口に含み、舌の上に留めてさまざまな味を感じ取る。飲み込むと同時に鼻から息を吐くとアフターテイストがわかる。
ロック

氷を入れたグラスにウイスキーを注いだオン・ザ・ロック。キリッと冷えた口当たりが心地よく、ウイスキーの個性もしっかり愉しめる。1:1で加水したハーフロックもおすすめ。

ロックグラスに氷をたっぷり入れて、マドラーでよく混ぜて全体をしっかりと冷やす。

一度溶け出た水を捨て、冷えたグラスに新しい氷を入れて、ウイスキーを静かに注ぐ。

マドラーで混ぜ液体を冷やす。すぐに氷の形が変わったら、グラスの冷やしが甘い証拠。
ソーダ割り(ハイボール)

すっきり爽快な飲み心地、キレのある後味で大人気のハイボール。「ウイスキーをソーダで割るだけ」と簡単で、誰でも作れるが、ポイントを押さえるか否かで、味わいが劇的に変わる。

ロック同様、グラスに氷を入れて、マドラーで混ぜてグラス全体をしっかりと冷やす。

溶け出た水を捨て新しい氷を入れて、ウイスキーを注ぎマドラーでしっかり混ぜる。

冷やしておいたソーダを氷に当たらないように注ぎ入れ、縦方向に一度だけ混ぜる。
お湯割り

温かいグラスから湯気と一緒に柔らかな香りが立ち上がり、リラックス効果は抜群。口に含むと旨味がじんわりと広がる。レモンやシナモンなどをトッピングしてもおいしい。

あらかじめグラスに湯を注いで温めておく。一度湯を捨ててからウイスキーを注ぐ。

60~80℃を目安に、お好みの温度に沸かしておいた湯を静かに注ぎ入れる。

混ぜなくてOK。香り、ストレートやロックとは違うふくよかな口当たりを愉しむ。
ストップ!20歳未満飲酒・飲酒運転




















