“イワクラのウェットティッシュ”にみんなが感謝|連載【即断すぎて周りがとめる】vol.19

“イワクラのウェットティッシュ”にみんなが感謝|連載【即断すぎて周りがとめる】vol.19
“イワクラのウェットティッシュ”にみんなが感謝|連載【即断すぎて周りがとめる】vol.19
LEARN 2025.07.25
蛙亭イワクラさんは一見おっとりしているようだが、実は意志が強く、即断即決の人(早すぎて周りが「ちょっと待って、一回考えよう」と止めることもあるそう)。でも「イワクラを見ると周りが何かしてあげたくなる」ようなほっとけなさもある。「お笑いが人生を楽にしてくれた、自由にしてくれた」という彼女が見てきた景色、最近思うことについて少しずつ話してもらう連載です。
イラストはコンビの相方、中野周平さんが担当。

今回はベトナム旅行のお話、後編です。
illustration_Shuhei Nakano(kaerutei) text_Izumi Karashima photo_Koichi Tanoue
profile
蛙亭 イワクラ
蛙亭 イワクラ
お笑い芸人

NSC大阪校34期出身。同期の中野周平との男女コンビ、蛙亭(かえるてい)を2012年に結成。キングオブコント2021、2023ファイナリスト。インスタグラム:@babybabybodybaby

仲良し6人組でベトナムへ!

前回に続き、仲良し6人組のベトナム旅について。

メンバーは、
・辻皓平さん/ニッポンの社長
・堂前透さん/ロングコートダディ
・きんちゃん/ビスケットブラザーズ
・金田康平さん/THEラブ人間(ボーカル)
・是永日和さん(カメラマン)
そして、わたしです。

ベトナムの首都ホーチミンへ行ったのですが、大都会と下町が一緒になっているような街でした。

交通規則はあってないようなものだし、道を歩いていると家の中が丸見えで、家の中の人と目が合うこともしばしば。昼も夜も暑いので、床の上でゴロンとなって寝ているおばちゃんがいたり。「生きていくぞ!」という活気にあふれていて、日本とはパワーが違うなと思いました。

2泊3日の2日目には、スイティエン公園に行きました。「世界一奇妙な遊園地」といわれている場所で。

なんと形容すればいいのか、とにかくインパクトのあるオブジェがたくさんあるテーマパーク。プールや観覧車、ジェットコースター、それ以外にもお化け屋敷とか。

いちばんびっくりしたのはワニ釣りゾーン。でっかいワニがうじゃうじゃいて、肉を垂らして釣ることができるというのでやってみたんですが、ワニが全然お腹空いていなかったみたいで全然食べてくれなかった(笑)。

さらにみんなでプールに入って大騒ぎ。ウォータースライダーをキャッキャ言って何度もやって。みんなもういい歳した大人だけど、子供みたいにはしゃぎました。プールの監視員も思わず笑っちゃうくらい。

夜は屋台で。バインミーを食べたり、ベトナム風のバーベキューというのかな、串焼きみたいなものを食べたり。なかでも、“ヌイ”という食べものがおいしかった。うどんの出汁のようなスープにマカロニと肉団子が入ってて。これはヒットでした。また食べたいなぁ。

蛙亭 イワクラ
蛙亭イワクラ

日本では苦手で全然食べられないパクチーも、ベトナムだとおいしく食べられました。なぜなんだろう…。

イワクラのウェットティッシュ

集団行動が苦手なわたし。朝起きるのも苦手で、起こしてほしいけれど、起こされたら起こされたでキレたりするので超タチが悪い(笑)。

今回の2泊3日でもそうでした。でも、自分でそれはわかっていたし、それでみんなに嫌われてしまうかもと不安だったので、なにか1つでもいいことを、とウェットティッシュをめっちゃ持っていっていたんです。

すると、これがけっこう役立ちまして。

旅行中はおしぼりがない場合が多く、なにかというとわたしのウェットティッシュが大活躍!

最後、飛行機に乗る前にカレーで煮た魚とご飯を食べたのですが(ご飯の上に好きなものを乗せるスタイルの屋台料理でした)、そこでも役に立ちました。

「イワクラのウェットティッシュ、やばいな」とみんなに感謝されるほど。わたしに関する悪い記憶が塗り替えられました。よかった〜(笑)。

蛙亭 イワクラ
蛙亭イワクラ

旅先はまだ決めていませんが、また行こう! とみんなで言ってます。

蛙亭中野周平さんのイラスト

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