宮崎が好きすぎるあまり東京で…!? 蛙亭イワクラ意外な夢明かす|連載【即断すぎて周りがとめる】vol.16

宮崎が好きすぎるあまり東京で…!? 蛙亭イワクラ意外な夢明かす|連載【即断すぎて周りがとめる】vol.16
宮崎が好きすぎるあまり東京で…!? 蛙亭イワクラ意外な夢明かす|連載【即断すぎて周りがとめる】vol.16
LEARN 2025.01.10
蛙亭イワクラさんは一見おっとりしているようだが、実は意志が強く、即断即決の人(早すぎて周りが「ちょっと待って、一回考えよう」と止めることもあるそう)。でも「イワクラを見ると周りが何かしてあげたくなる」ようなほっとけなさもある。「お笑いが人生を楽にしてくれた、自由にしてくれた」という彼女が見てきた景色、最近思うことについて少しずつ話してもらう連載です。
イラストはコンビの相方、中野周平さんが担当。

今回は宮崎への想いや、意外な夢のお話です。
illustration_Shuhei Nakano(kaerutei) edit_Izumi Karashima photo_Koichi Tanoue
profile
蛙亭 イワクラ
蛙亭 イワクラ
お笑い芸人

NSC大阪校34期出身。同期の中野周平との男女コンビ、蛙亭(かえるてい)を2012年に結成。キングオブコント2021、2023ファイナリスト。インスタグラム:@babybabybodybaby

宮崎大好きすぎて…!

休みがあったらどこかへ行くというより、地元に帰ることが多いんです。「あ、ここ2連休できる」と思うと、すぐ宮崎に帰っちゃいます。マネージャーには「YouTubeを撮るので」という言い訳をして(笑)。

だいたい1泊2日くらいですね。この間も、宮崎住みます芸人のチキンナンゴーという同期がいるんですが、彼らと一緒に「日向ひょっとこ踊り」(宮崎県日向市の無形民俗文化財にも指定されている踊り)を教えるおじちゃんに会いに行って、その様子をYou Tubeに撮ったり。

宮崎から大阪へ出たのが21歳のとき。それまで宮崎がいいとか好きだとか全然思ったことがなかったんですが、NSCに通っていたときに初めてホームシックになって。宮崎ってめっちゃいいとこだったんだなって気がついたんです。空気がきれいだし、自然も豊かだし、星もきれいに見える。都会とは環境が全然違うなあって。一番は、やっぱり食べもののおいしさですよね。あと、お水と。

それからは、地元の食べもののおいしさを周りの人に積極的に伝えたりするようになって。宮崎に帰るときにも、いろんな人に声をかけます。「今度宮崎に帰るけど一緒に行かない?」って。すると結構みんな、弾丸でも一緒についてきてくれるんです。この間もナ酒渚さんを誘ったら、「行く!」って言ってくれました。

蛙亭 イワクラ
蛙亭イワクラ

渚さんは以前も一緒に行ったことがあって。お酒もおいしいし「宮崎大好き!」って言ってくれています。

東京で宮崎のおいしいものが食べられる飲食店をやりたい。

話はちょっとズレるんですが。実は、わたしの夢は東京で飲食店をやること。できれば、渋谷〜新宿あたりの芸人がすぐこれるところで、宮崎のものが食べられる居酒屋をやりたいなって。いつ実現できるかわかりませんが、夢だと言っていると夢で終わってしまうので、3年以内にやる!っていまは目標にしています。

あと、お店にはロケで出会ったおいしいものを置きたいんです。

例えば先日、「満点☆青空レストラン」のロケで山梨に行ったときに、ビネガー専門メーカーにおじゃましたんです。そこでは、ぶどうを育てるところから手間をかけてビネガーを作っていて。めちゃめちゃ愛情がこもっていることに感動しました。熟成ワインビネガーとか、バルサミコ酢とかめちゃめちゃおいしくて。お料理だけじゃなく、ドリンクとして飲んでも最高。こういった日本全国のおいしいものを、お店に置いたりすることができたら素敵だなって思っています。

蛙亭 イワクラ
蛙亭イワクラ

ネットでしょっちゅう「飲食店、初心者」で調べてます(笑)。

イワクラさんが経営する宮崎料理店。楽しみです!

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