インテリアスタイリスト・石井佳苗さんと考える物語のあるインテリア。 ひとり暮らしにも最適なソファの名品〈ロゼトーゴ〉。インテリアの合わせ方4選
あの家具や照明はなぜ人気? SNSで話題のアイテムをピックアップし、インテリアスタイリスト・石井佳苗さんとその魅力を検証。美しさや使いやすさの背景にある物語を読み解きつつ、取り入れたくなるスタイリング術も紹介します。ソファ編はligne roset(リーン・ロゼ)のロゼトーゴです。
アイテム別スタイリング
【イス編】Knoll(ノル)のチェスカチェア
【照明編】Louis Poulsen(ルイスポールセン)のパンテラ
【キャビネット編】Magis(マジス)の360°コンテナ
【スツール編】Tendo(天童木工)バタフライスツール
座面の低い一人掛けソファが、リラックス空間を作る。
「一人暮らしや二人暮らしなら、ゆったりタイプのパーソナルソファを中心にした〝低めの生活〞もいいと思うんです。天井が高く感じられるので、コンパクトな部屋でものびやかに過ごせます」
そう話すのは人気インテリアスタイリストの石井佳苗さん。低め生活の主役となるのは、フランスの家具ブランド〈リーン・ロゼ〉のソファ「ロゼトーゴ」一人掛けだ。1973年の発売から50年以上も愛され続けている理由は、なんといっても座り心地。「形だけでなく、中身の作りにこそ快適性の鍵がある」と考えたデザイナーのミッシェル・デュカロワは、当時まだ目新しかったウレタンフォームを4種類組み合わせた斬新な構造を考案。さらにキルティングタイプのカバーで包むことで、体をおおらかに受け止める極楽ソファを生み出した。
「このリラックス感を生かすためには、ジュートのラグや木の家具、テラコッタの小物などの自然素材を合わせ、見た目も肌触りも優しいクッションやスローをプラスするのがおすすめです。たまには床に座ってソファにもたれるのもいいですよね」
一人でラクに動かせるほど軽い点も魅力的。家で最も心地いい場所にソファを置いたら、周りに好きなものを集め、自分の巣みたいな快適空間を作りたい。
ligne roset(リーン・ロゼ)のロゼトーゴのインテリア実用例
インテリア好きのかたはligne roset(リーン・ロゼ)のロゼトーゴをどのように取り入れているのでしょう。愛用している方々の部屋を見せてもらいました。
@shimihome さん
「淡いブルーと調和するよう、補色に近いイエローやコーラルピンクのアイテムと一緒に」。ロゼトーゴ ソファ 1シーター(ウルトラスエード N258-Blue Daisy)
@shimihome
@mii._yuu さん
「夜はここで動画を見たり、本を読んだりしながら、リラックスした至福の時間を過ごしています」。ロゼトーゴ ソファ 1シーター(DENDEN ホワイト)
詳しくはコチラ@mii._yuu
@yayoi_hori さん
「部屋のシンボルとして選びました。カラーは冒険でしたが、四季のインテリアにもマッチし、大正解でした!」。ロゼトーゴ ソファ 3シーター(L4397)
詳しくはコチラ@yayoi_hori
@yo.to619 さん
「部屋のテーマカラーのグレーに合わせ、茶色から明るいグレーに張り替えました」。ロゼトーゴ ソファ 3シーター、1シーター、パフ(DENDEN ライトグレー)
詳しくはコチラ@yo.to619