パンダにうさぎに、恐竜も! 公園はフォトジェニの宝庫?レトロ感にきゅん!東京コンクリ動物コレクション15選
昭和レトロ感を漂わせる公園のコンクリート動物たち。愛おしさを感じずにはいられないそのたたずまいはインスタ映えも抜群! さぁお気に入りを探しに公園へ。
ここはフォトジェニックの宝庫。
子どもの頃遊んだ公園に、必ずといっていいほどいたコンクリート製の動物、その名も「コンクリ動物」。今あらためて観察してみると、とぼけた表情や古ぼけた見た目がなんともレトロで、思わずインスタにアップしたくなるほどのかわいさ!
1.〈うさぎ児童遊園〉のうさぎ
怪我多めな姿のまま、置物のように放置されてしまったライド型うさちゃん。■東京都江戸川区東小岩6-3-7
2.〈西日暮里六丁目公園〉のぞう
なんとも哀愁漂うぞうは公園のシンボル。「ぞう公園」の愛称で親しまれている。■東京都荒川区西日暮里6-11-2
3.〈加賀公園〉のかば
都会の片隅にあるみどり豊かな公園。かばのほかにもりすなど動物たちがたくさん! ■東京都新宿区市谷加賀町2-4
4.〈堀切児童遊園〉のパンダ
等間隔に置かれた色違いの三兄弟。困っているかのようなポーズにグッとくる。■東京都葛飾区堀切2-25-18
5.〈金町公園〉のくま
北海道の定番みやげ・木彫り熊さながらに、魚をキャッチする凛々しいやつ。■東京都葛飾区柴又3-24-1
6.〈飛鳥山公園〉のかめ
蛍光色輝く、ドット柄の甲羅が目印。腰掛けるのにちょうどいいサイズ感。■東京都北区王子1-1-3
7.〈新川児童公園〉の金魚
意外に珍しい、魚のすべり台。口をあんぐりあけた姿がなんともキュート。■東京都三鷹市新川6-25-22
8.〈荒川五丁目公園〉のらくだ
2種類のすべり台付きのふたこぶらくだ。体はよじ登れる構造になっている個性派。■東京都荒川区荒川5-41-1
9.〈西巣鴨公園〉のかぶとむし
大胆にも頭部をすべり台に。おおきなツノを天にむけた姿は、誇らしげ。■東京都豊島区西巣鴨1-3-9
10.〈飛鳥山公園〉のぶた
広い園内で熟睡中のこぶたちゃん。起こさないようにそっとなでなでしてあげて。■東京都北区王子1-1-3
11.〈子供の森公園〉のティラノサウルス
するどい歯と爪、長いしっぽでティラノサウルスの迫力を再現。貫禄たっぷり。■東京都品川区北品川3-10-13
12.〈丸山公園〉のカンガルー
お腹の袋からすべり台。かわいい顔をしながら独創的なフォルムを持つ憎めないヤツ。■東京都中野区丸山2-23
13.〈ふくろう児童公園〉のふくろう
お土産屋さんに置いてあるかのような、落ち着いた佇まいが魅力。■東京都江戸川区小岩6-14-4
14.〈練馬区立美術の森緑地〉のキリン
コンクリ動物たちは造型師が手作業で作っているので、一体一体に個性があるのも魅力。サイズやカラーも実に様々。■東京都練馬区貫井1-36
15.〈練馬区立美術の新緑地〉のゴリラ
公園の入り口に立つ強面のゴリラ。丁寧な作業のゆえか、毛並みがリアル。■東京都練馬区貫井1-36
ブロガーのあさみんさんもコンクリ動物の魅力にはまった一人。
あさみん/くだらないもの、珍しいものが大好き。2014年頃からコンクリ動物にはまり、全国の公園をめぐっている。ブログ はコチラ
「現存しているコンクリ動物たちの多くが昭和30〜40年代生まれ。コンクリートの寿命は約40年といわれているので、老朽化したものはどんどん壊されてしまい、新しいものはあまり作られていません。だからこそ今見ておきたくて、全国の公園をめぐっては、カメラにおさめるようになりました」と話す。
(Hanako1157号掲載:photo : Asamin, Tatsuya Irie text : Marie Takada)