最新アイテムに勝る!料理のプロがずっと使っているご長寿キッチンツール4選

LEARN 2024.06.25

料理の目利きたちが「これからもきっと捨てられない」と声を揃えるのは、人生の半分以上を共に歩んできた一品。当時の思い出が一瞬にして蘇るからこそ、愛着もひとしおです。絶対に手放さないご長寿ツールを教えてもらいました。

INDEX

1. 30年ものの〈照宝〉のせいろ…料理人・小川呂美さんが絶対に手放さないアイテム

〈照宝〉のせいろ

「ハタチのころ、四川の家庭料理を2年かけてプロの料理人に教わる機会があって。“一生ものだから”と揃えたのが中華鍋とせいろでした。フレンチ時代はこれでパンを温めていたことも。中華鍋は今でも店で現役です」

2. 100年ものの三世代で繋ぐ木べら…料理家・井澤由美子さんが絶対に手放さないアイテム

木べら

「なんてことない道具ですが、祖母、母、私と受け継がれ、味や思い出が染み込んでいて。料理に使えなくなった時は、庭いじりのスコップにして再利用(笑)。二度と手に入らないものだと思うと愛おしくてたまりません」

3. 35年ものの〈ザ・ノース・フェイス〉のシェラカップ&〈ヘレナイフ〉のナイフ…フォトグラファー・小林キユウさんが絶対に手放さないアイテム

〈ザ・ノース・フェイス〉のシェラカップ&〈ヘレナイフ〉のナイフ

「大学でバックパッキング同好会に所属するも、当時はどちらも“高嶺の花”。1年生の時に買えたのはこの2つだけでした。以来、数々の山で苦楽を共にしてきた相棒だけに、なくしたら3日は眠れないと思います」

4. 35年ものの〈KEYUCA〉のひとり鍋…文筆家・ツレヅレハナコさんが絶対に手放さないアイテム

〈KEYUCA〉のひとり鍋

「大学時代に住んでいた部屋の1 畳ほどのキッチンで、ありとあらゆるものをこの小鍋で作っていました。鍋焼きうどん、パスタ、煮物、体調を崩した時のお粥まで。今でも1 人分、鍋焼きうどんを作る時は引っ張り出します」

photo_Kiyu Kobayashi text & edit_Yoshie Chokki

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