手みやげのお返しにあげたもの エッセイスト・犬山紙子が手みやげのお返しに渡す「あげたときの反応が楽しみ」なギフトとは
手みやげをもらった時、何かお返しを…と思ったことはありませんか? エッセイストの犬山紙子さん、漫画家の瀧波ユカリさん、フリーランスPRの白井里奈さんが実際にお返ししたことのあるギフトをエピソードとともに紹介します。
絵の具でペイントした白いシルクシャツ
紹介してくれたのは…
よく知る相手には、愛があふれる「纏う」ものを
手みやげの良さは、贈る相手を想って用意するのにかけた時間を感じられることにもありますよね。〈テオブロマ〉の「奥渋チョコレート ハチ」をいただいたときは、柴犬好きの私のためにわざわざ選んでくれたんだなと胸が熱くなったし、それは逆も然り。最近は、贈る相手の大切なものを白いシルクシャツに絵の具でペイントして渡すのにハマっています。あげたときの反応を楽しみに「何が好きかな?」と相手のことを想像する時間ってとっても愛おしい。
韓国の伝統的な防寒靴下のポソンと、シール
紹介してくれたのは…
乙な手みやげのお返しは韓国の伝統靴下とシールを
愛聴しているPodcast『のらじお』のかえさんからもらった、「瀧波」をイメージした波柄の箸と、中国の縁起物の魚形の箸置きは、私の名前に由来した粋な手みやげでしたね。お返しは、私自身が温かさの虜になっている韓国の伝統的な防寒靴下のポソンと、シール。シールは意外と喜んでもらえるので、ライトに贈り合う文化ができたらいいなと思って、1シートから絵柄ごとに一つずつ切り分けて配る準備をしているんです。
酵素浴やスパのチケットなどの“体験系”
紹介してくれたのは…
忙しい日々に、もらってうれしい“体を癒す体験”を
手みやげは実用的なものを贈り合うのが理想。家に遊びに来る友人はいつも私好みの調味料や日用品を持ってきてくれるので、日々が豊かになって感謝しています。私も受け取った人に生活の中で活用してほしいと思うから、なるべく実用的なものを贈るようにしています。最近友人に贈って喜ばれたのは、酵素浴やスパのチケットなどの“体験系”。ペアチケットを渡せば、自分もスパを受けられるし(笑)、お互い忙しくても会う口実ができて一石二鳥です。