小柄で愛くるしい! 神戸〈王子動物園〉のアイドル、ジャイアントパンダ・旦旦 (タンタン) に会いたい!

LEARN 2018.05.26

おさまることを知らないシャンシャンフィーバー。いま話題の動物といったら何と言ってもパンダ。Hanako『癒され、くつろぐ… 初夏の東京アウトドア 動物園と、公園と。』「白と黒のキミに恋をして。パンダに会うための小旅行へ。」では、ジャイアントパンダに出会う関西小旅行をご紹介。そんな充実の誌面より、小柄で愛くるしい旦旦がいる神戸・王子動物園の様子をお届けします。

神戸で待っとるで〜。王子動物園に旦旦アリ!

あまり知られていないけれど、神戸市立王子動物園にもメスのパンダ旦旦が暮らしている。王子動物園は1951年開園の古い歴史を持つ動物園。園内には映画のセットのようなレトロな遊園地や、現存する中では最大級の異人館「旧ハンター住宅」(国の重要文化財)もあるが、まずは一路、お目当ての旦旦が暮らすパンダゾーンへ向かう。

おにぎりフォルムの旦旦。
おにぎりフォルムの旦旦。

こちらでもやはり、パンダは絶賛お昼寝中。まん丸なお腹を大きく上下させて、まったく起きる気配なし。しばらく夢の中だろうか、と諦めかけた時、突然むくっと起き上がった旦旦。手足はちんまり短めで、体は驚くほど小柄。よっこいしょ、と丸い体をさらに丸めてちんまり座った姿は、なんだかおにぎりみたい♡

豪快に竹を噛む旦旦。タイヤにはまるのもいつもの定位置。
豪快に竹を噛む旦旦。タイヤにはまるのもいつもの定位置。

和歌山のパンダ一家とは、まったく違う表情と愛らしさを持っていて、パンダって、こんなにも一頭一頭違うものなのか!と改めて驚かされる。体形、表情、仕草、性格、どれもこれも実に個性的だ。多くの人を魅了してやまない問答無用の愛嬌に心を鷲掴みにされ、時に無言で語りかけているような背中の哀愁にふと自分を重ね、ぐうぐう眠る姿にも癒される。まさに珍獣の名にふさわしい不思議な魅力にあふれた生き物。1泊2日パンダ三昧の旅で、この恋、ますます加速しちゃう♡

園には6頭のコアラ家族が暮らし、ジャイアントパンダと同時に見られる動物園は日本でここだけ。
園には6頭のコアラ家族が暮らし、ジャイアントパンダと同時に見られる動物園は日本でここだけ。
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4月末に誕生した新アトラクション「PANDASH」。パンダたちと共にぐるぐる旋回するコースターは、小ぶりながらなかなかの爽快感!

1回300円の乗り物券で楽しめる。
1回300円の乗り物券で楽しめる。
毎年オリジナルのデザインで新作を発表するパンダTシャツは、王子動物園でしか買えない人気アイテムのひとつ。カラー、デザイン共に多彩にそろう。2,420円
毎年オリジナルのデザインで新作を発表するパンダTシャツは、王子動物園でしか買えない人気アイテムのひとつ。カラー、デザイン共に多彩にそろう。2,420円
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〈神戸市立王子動物園〉
入園券大人600円。動物園のほか、大人も子どもも楽しめるちょっとレトロな遊園地も魅力。
■兵庫県神戸市灘区王子町3-1 
■078-861-5624
■9:00~17:00(11~2月は16:30閉園) 水休(春休み、夏休み期間中は臨時開園もあり) 
■阪急王子公園駅より徒歩3分

※Hanako「動物園と、公園と。」は2018年5月発売号となっております。
※Hanako「動物園と、公園と。」は2018年5月発売号となっております。

(photo : Tetsuya Ito text : Chisa Nishinoiri)

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