あなたのダメなところと改善策 決めつけや偏見をせずに、中立的な視点で自分を見つめていく。

あなたは、何事も白黒はっきりさせたがるようです。人や物事に対して先入観や偏見を抱いたり、決めつけたりすることが多いのではないでしょうか。またその矛先は自分自身に対しても向けられており、何か始める前からあれこれ分析してしまい、「どうせ私にはできない」「向いてない」といった答えを導き出して、やる前に諦めてしまう方もいるかもしれません。「どうせこの場合はこうなるんだろうな」というシナリオが、あなたを窮屈にしているのです。

他人に対してはどちらの味方もしないけれど、どちらの敵でもない、中立の姿勢を心がけてください。誰かに対して嫌な気持ちが芽生えた時、単に「あいつが悪い」で終わりにするのではなく、そこから何かを持ち帰りましょう。なぜ今これが起こったのか。なぜ腹が立ったのか。そうして一つずつ紐解いていくと、実は心が反応した理由は自分自身からのメッセージだったりするものです。誰かに対して抱く悪意は、いったん自分にフィードバックしてみましょう。あなたの本質に関心を持ってください。

自分の意見を持つ時は、もう一方の全く別の視点や可能性について考慮してみるといいかもしれません。癖のように偏見が表れてしまう時は、「裏を返せば～」「逆に言えば～」などと、別方向からも考えてみましょう。そうして天秤のバランスを取っていけば、自分を縛り付けていた縄から解放されて楽になれます。

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