今日も一日おつかれさま。My Favorite Corner #01
今日も一日おつかれさま、と帰宅そうそうに駆け込むソファ、朝起きて深呼吸、自分と向き合う香りのスペース、料理はもちろん、友人との電話や仕事(!)まで何でもこいのキッチン。2人のお気に入りコーナーを拝見。模様替えもまずは1つ、コーナーを作ることくらいから始めるのがいいのかもね。
SPACE #1 ウェブライター、PR 初音さん
ノスタルジックな和室とモダンな洋室が隣り合うアパートに暮らす初音さん。
「もともとあった襖を取り払って、二つの空間をシームレスにつなげ、奥行きを感じられるようにしています。部屋のテーマは和洋折衷。日当たりのいい南向きの窓側にはフランスの寝室で使われていたアンティークのウォッシュスタンドを。ここには植物を置いて日光浴をさせています。その隣にあるのは中古で買った〈DENON〉のレコードプレーヤー。アナログならではの温かみのある音が生活の癒しに」。和室に置いた水屋簞笥の上は、お気に入りのルームディフューザーやお香、香木などを並べた香りのコーナー。床の間には趣味で習っている茶道の道具をディスプレイ。写真家の富澤大輔の“字”が掛け軸のような印象を与えている。「古いものだけでなく、ガラスやプラスチックのアイテムをうまくミックスして、自分らしいコーナー作りを楽しんでいます」
SPACE #2 クリエイティブディレクター 柴田朋さん
「1年前に1LDKのリノベーション物件に引っ越してきました。手を動かすのが好きなので、ハンドメイドのインテリアもたくさんあります。ベッドルームのカーテンやクッションは、仲良しの姪っ子たちが描いた絵や文字をなぞるように刺繍しました。空き瓶を粘土で覆って鳩目でデコレーションした花瓶もお気に入りです」。20代の頃にはアパレルブランドを経営していた時期もあったという柴田さん。「作家活動の大変さがわかるからこそ、わたしは、アーティストの方を応援できる大人になろうと思っています。誕生日に購入した和田朋子さんの『HOPE』をはじめ、ツェツェ・アソシエさんの照明、今村文さんの切り絵、渡邉紘子さんのオブジェなど、部屋のあちこちに思い入れのある作品が並んでいます。天邪鬼(あまのじゃく)なので流行っているものは絶対に持たないと決めていて、一風変わった謎のモチーフに惹かれることが多いです」