女子の願望が叶う京都の隠れ家カフェとは? 和モダンな寛ぎ空間×ご褒美スイーツ…京町家のリノベカフェで、心ゆくままガールズトーク!
ご褒美スイーツをほおばりながら、和モダンな寛ぎ空間で心ゆくままガールズトーク…そんな女子の楽しみが叶う京都の隠れ家カフェとは?Hanako『もっと! ひみつの京都。』「隠れ家カフェ」より、町家をリノベーションしたおすすめカフェ2軒をご紹介します。
1.〈万治カフェ〉/祇園
祇園の格式高いお茶屋の分家にあたり、先代が暮らした京町家をカフェに。「昔からのお店が少なくなってきているので、祇園に生まれ育った一人として良さを残しておきたくて。夫婦そろって洋菓子店を営んできたので、シンプルで奥の深い、手づくりの味でもてなせたら」と、女将の北尾喜代子さん。
内装を手がけたのは、気鋭の建築家、木島徹さん。中庭のつくばいや灯籠、〈三浦照明〉の和風のあかりなど、もともとあったものを巧みに受け継ぎ、北欧家具もなじむ大人がくつろぐ上質な空間に。
〈万治カフェ〉
先代は祇園を石畳にすべく尽力したそう。千鳥やちょうちんをモチーフにしたクッキーの詰め合わせはおみやげにおすすめ。
■京都府京都市東山区祇園町南側570-118
■075-551-1111
■11:00~18:30LO 水休
■25席/禁煙
2.〈祇園 北川半兵衞〉/祇園
文久元(1861)年創業の宇治茶の卸問屋6代目が「お茶本来のおいしさを知ってほしい」と、築100年以上の京町家をカフェに。
格子の間仕切りは長年使ってきた茶箱の再利用。抹茶の原料となる、碾茶を保管してきた茶壺は花器に。エントランスには濃茶を流し込んだようなガラスブロックをはめこみ、モダンな空間に再生。
スイーツとのペアリングを楽しみながら、お茶を飲み比べできるセットなど、メニューもすべてお茶が主役。
茶問屋だからできる、確かなクオリティを満喫したい。
〈祇園 北川半兵衞〉
抹茶を主に扱ってきた、老舗茶問屋初のティーサロン。本物の味わいにこだわり、グラスでサーブするなど、新しい提案も。
■京都府京都市東山区祇園町南側570-188
■075-205-0880
■11:00~18:00 不定休
■34席/禁煙
Hanako『もっと! ひみつの京都。』特集では、京都のカフェを多数ご紹介しています。
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