料理が好きになるキッチン。 スタイリストの岩﨑牧子さんに聞いた「キッチンの道具8選」
料理本のスタイリングも手がけ、数々の道具を試してきた岩﨑牧子さんが実際に愛用&リピートしているものを、推しコメントとともに紹介!
「その道具を使うことで料理が確実においしくなること。小さなストレスがなくなること。いいキッチン道具を選ぶ時の基準です」 と話すのは、調理道具や器の撮影にひっぱりだこの岩﨑牧子さん。「例えば全長20 ㎝前後のペティナイフ。野菜の皮剥きが上手になった!と錯覚させてくれるほどの切れ味と小回りのよさが、結果的に料理をおいしくする。包丁で十分と思っている人にこそおすすめ です。それから職人が作る焼き網。 手軽さはもちろんですが、家電にはできない絶妙な焼き加減を知ってしまったら、もう手放せません」
まな板の黒ずみや、水切りボウ ルがシンクの底につくのが嫌…… といった日々のストレスも、いい道具さえあれば簡単に解消する。「だからクロスは〝お皿も生地もすぐ乾く〞のがいちばん。紹介した3点は、お皿洗いや鍋の片付けが面倒にならない、むしろ、もっと拭きたくなる逸品です」
ペティナイフ
揃えるべきは小回りの利くペティナイフ。切れ味のよさで選ぶならこの3点。
水切りボウル
シンクにそのまま置いても気にならない。脚付きのパンチングボウルがおすすめ!
フライパン
浅すぎず、深すぎず。立ち上がりの角度もほどよいフライパン。
カッティングボード
自立するカッティングボードなら水カビなしできれいに保てます。
ヘラ/ フライ返し
薄くてしなるフライ返しなら失敗なし。木ベラは持ち手のあたりの優しさも重要。
ステンレスカップ
重ねられる蓋付きは狭いキッチンにこそ。この効率のよさ、一度使ったら手放せない!
焼き網
「食パンはサクサクもっちり、野菜はこんがり香ばしく、干物は中までふっくら。遠赤外線効果のおいしさを味わえます。私は大サイズにパンとアスパラなどの野菜を並べて一度に焼くのが好き。網とセラミック網を分けて洗えるのも便利」。
リネンクロス
吸水性、やわらかさ、乾きやすさ……。むしろ「拭きたくなる」クロスの名品たち。