ジャンクフードなのにヘルシー! おいしくてヘルシー!〈2foods〉のプラントベース「ジャンクフード」。
動物性原料と比べて環境負荷が少ないといわれる、植物由来原料からなる「プラントベースフード」。SDGsやサスティナビリティなどを実践するなかで、肉や魚を控えて、植物性食品を消費することに関心する人が増えました。しかしながら、地味で食べた気がしない、飽きてしまうという声も耳にします。今回ご紹介する〈2foods〉は、提供しているメニュー全てがプラントベースでできており、彩り豊かでヘルシーな「ジャンクフード」が味わえます。ひと口食べて、思わず「これでいいじゃん」と、言いたくなってしまうプラントベースフードの魅力をお届けします。
グルメ激戦区渋谷でヘルシーで新しい「ジャンクフード」を味わう。
海外のカフェのようなポップさがおしゃれな〈2foods〉は、渋谷ロフトの2階にあり、ショッピングを楽しむ人たちにも馴染みやすい空間です。そんな店内で味わえるのが、プラントベースでできた「ヘルシージャンクフード」。
ファストフード大国といわれている欧米でも、2019年頃から「プラントベースフード」がカルチャーとして浸透していて、有名なファストフード店やカフェチェーン店、コストコなどの大型スーパーなどで“代替肉”の提供が定番になりつつあります。
そして、基本的には植物性食品を食べるけど、時には肉や魚も取り入れるというカテゴリーに縛られない「フレキシタリアン」というスタイルの人が増えています。日本ではプラントベースに対して“意識の高い人のもの” “高級で価格が高いもの”というイメージがまだまだ強いですが、同店では普通のカフェと同じくらいの価格帯で、プラントベースフードが味わえます。
濃厚なのにグルテンフリーでカロリー控えめなカレーを、合い盛りで味わう。
ダイエットしていても健康のことを考えて控えていてもどうしようもなく食べたくなるのが「カレー」。通常なら小麦粉や動物性油脂が使用されていますが、同店のカレーは動物性原料不使用はもちろん、グルテンフリー。野菜と15種類のオリジナルスパイスをじっくり煮込んで旨みを凝縮。カレーらしいスパイシーさと、とろりとした食感が楽しめます。
カレーらしいとろみもコクあるし、それでいてヘルシーだなんて……思わず「もうこれでいいじゃん」と呟いてしまうほど、満足できる味でした。
動物性原材料不配合の「エバーエッグオムライス」。
卵不使用の「エバーエッグオムライス(プラントベースデミグラスソース)」は、ソイミートやコーンを合わせたチャップライスに、野菜ベースのエバーエッグをとろ〜り。じっくり炒めた玉ねぎと赤ワイン、豆乳バターでコクを出したプラントベースのデミグラスソースがかかっています。
にんじんや白インゲン豆で作られたというエバーエッグは、信じられないほどふわとろで、「卵」の食感にそっくり。
2種類のプラントベースで作られたパティなのにふっくらジューシーなハンバーガー。
どこからみても今どきのグルメバーガーにしか見えませんが、パティはもちろんプラントベースです。
ハンバーガーは、2種類あり、写真は「濃厚てりやきアボカドバーガー」。濃厚なタルタルソースとコクのある甘辛てりやきソースが肉厚のふっくらしたパティとよく合います。パティは、ジューシーパティと弾力パティの2種類から好みで選べるのも嬉しい。
動物性原料不使用のオリジナルプラントベースドーナッツは手土産にも◎。
「〈2foods〉プラントベースドーナッツ」は、生地を粉から自社でこね上げ、低温発酵で長時間熟成しているため、小麦の深い味わいが感じられます。ふわモチッとした食感と見た目のポップさでカロリーが心配になりますが、低トランス脂肪酸の油やミネラル豊富なオーガニックシュガーを使用。最先端の技術により、吸油率を抑制しています。
また、ドーナッツのテイクアウトは、4個以上の購入でイラストレーターの一乗ひかるさんの絵入りのボックスに入れてもらえます。ダイエット中、ベジタリアン、ヴィーガンの人など、みんなで味わえるドーナッツなので、手土産にオススメ。
今回実際に食べて思ったのは、グルメは「視覚」も大切だということ。いくらダイエットや健康にいいとはいえ、色や味、そして見ためが地味だと、テンションが上がりませんよね。食欲の秋を楽しく元気に過ごすなら、プラントベースのジャンクフードを賞味あれ。きっとハマりますよ。
〈2foods 渋谷ロフト店〉
■東京都渋⾕区宇⽥川町21-1 2F
■03-6416-4025
■11:00~21:00(20:00LO)、金土・祝前日~22:30(フード21:30LO、ドリンク22:00LO)
※コロナ禍では営業時間が変動する可能性あり。
■無休※渋谷ロフトに準ずる
■ 公式サイト