夏の京都で「涼さがし」を楽しみたい! JR東海『そうだ 京都、行こう。』〜夏の京都で「涼」を探す旅〜
『そうだ 京都、行こう。』のCMで知られるJR東海では、「京の涼さがし」をテーマに、「影の涼」「風の涼」「水の涼」「怪の涼」の4つの涼が楽しめる体験を提供しています。京都の夏は大変暑いことで知られていますが、暑い場所だからこそ工夫された「涼」の楽しみ方があります。歴史ある社寺の庭園の苔や青紅葉、グルメやスイーツなど、京都らしい「夏の涼」が楽しめる旅へと出かけてみませんか?
話題の観光電車に乗ってのんびりと車窓からの景色を楽しむ。
旅の始まりは叡山電車・出町柳駅からスタートします。ノスタルジックなローカル電車に乗るのも、旅の楽しみの1つですよね。
ホームで電車を待っていると、グリーンの車体にゴールドのフレームがユニークな電車「ひえい」が滑り込んできました。「ひえい」は、出町柳駅から八瀬比叡山口駅までを結ぶ観光電車です。特別感のある車両ですが、別料金などもなく、普通の電車と同じ料金で乗れます。
今年は「ひえい」を貸切にして、『階段和尚 三木大雲和尚と冷え“ひえい”ひぇ〜ナイト@人気車両「ひえい」』を8月20日に開催。京都ならではの怪談話を聞きながら「怪の涼」が楽しめます。
そんな面白イベントも行われる電車から見える景色を眺めながら、標高203.8メートルの場所にある貴船口駅へと向かいます。
縁結びやパワースポットで知られる〈貴布禰総本宮 貴船神社〉へ。
貴船口駅に着いたら、「風の涼」を楽しめるスポット〈貴船神社〉へ。
〈貴船神社〉へは、貴船口駅からバスで4分ほどで到着。境内までの参詣道は階段が続きますが、青紅葉が美しく、苔がところどころに生えていて涼しげ。澄み切った空気を吸い込み、風情ある景色を楽しみながら境内を目指しましょう。
「風の涼」は、〈貴船神社〉のほかにも、〈柳谷観音 楊谷寺〉〈東福寺〉〈三十三間堂〉の4つの社寺で行われており、予約などをせずに拝観料だけ(貴船神社は拝観料無料)で楽しめます。
「ちりん」「そよ」「ゆら」などのオノマトペで涼を演出。オノマトペとは、擬音語や擬態語を意味し、風が吹き風鈴が揺れる様を文字で表現しています。眺めるだけでなく、写真撮影もOK。風車や風鈴の色はスポットによって変わり、〈貴船神社〉はソーダやラムネのような爽やかなブルーで統一されています。
他の社寺でも、ピンクやパープルなどで統一された風鈴や風車が飾られており、それぞれで写真映えする素敵な風景が撮影できます。風がつくり出す「涼空間」は、暑さを忘れるほど清涼感いっぱいのスポットです。
〈貴布禰総本宮 貴船神社〉
■ 京都市左京区鞍馬貴船町180
■ 075-741-2016
■ 本宮 開門時間 6:00〜20:00(5/1~11/30)
授与所受付時間 9:00〜17:00(水占みくじ、御守、御朱印などの授与受付)
京都の夏の涼といえば川床!〈京・貴船 ひろや 〉で夏の会席に舌鼓。
京都の夏の風物詩といえば「川床」。川のせせらぎや草木の緑、時折聞こえてくる野鳥の鳴き声など、自然豊かな環境で食す京会席は格別です。貴船神社周辺にいくつかある川床ですが、今回は夏の京会席が楽しめる〈ひろや〉でお昼ごはんをいただきます。
料理のコースは先付から始まり、吸い物、向付、煮物、焼き物など、あらゆる調理法で、京都の旬が味わえます。
清流を泳ぐ鮎のように、躍動感あふれる盛り付けはもはや芸術。
そして、京都の夏の風物詩の「鱧」も天ぷらや鱧落とし、お寿司などで味わえます。鱧は“梅雨の雨を飲んでうまくなる”といわれ、夏が一番おいしいのだとか。夏の京都グルメは、鱧もぜひ味わってみてほしい。
取材当日は雨予報だったので、川床で食事は中止かなと心配しましたが、水の神様〈貴船神社〉で参拝したからか、その後ずっと雨に降られること無く過ごせました。清流と緑が織りなす涼スポット「川床」で京都の旬づくしのお料理に舌鼓。夏ならではの風流を満喫してみてはいかが?
〈京・貴船 ひろや 〉
■ 京都市左京区鞍馬貴船町56
■ 075-741-2401
■ 11:00~21:00(最終入店 19:00)
■不定休
■ 公式サイト
『そうだ 京都、行こう。』のCMの舞台である京都最古の禅寺〈建仁寺〉へ。
JR東海の『そうだ 京都、行こう。』のCMでお馴染みのキャンペーンは、2年半ぶりの開催となります。CMのメインビジュアルとなるのは、祇園四条にある〈建仁寺〉。鎌倉時代に栄西禅師によって開かれた禅寺で、「影の涼」を楽しみましょう。
夏場でも風通しがよいので、心地よく拝観できます。しばらくここに座り、白砂敷の枯山水「大雄苑」を眺めていると、心が穏やかになってきます。
「潮音庭」は、360度から眺めることができ、中央にある三尊石なども角度によって見え方が変化し、違った趣が楽しめます。日々変わる風景ですが、訪れた日に一番綺麗だと感じた場所を探して撮影してみてくださいね。
キャンペーンでは、〈建仁寺〉のほかに、名庭のある社寺(対象となる寺院や店舗)の拝観とカフェの冷たいスイーツが楽しめる「京の涼さがしチケット」も提供しています。
スイーツは、提携しているお店で、天保3年創業の宇治のお茶屋〈伊藤久右衛門〉の抹茶パフェアイスが味わえます。チョコレートや白玉、あんこなどがトッピングされたアイスは見た目も可愛くて絶品!
「CMの舞台〈建仁寺〉で風神雷神図ミニ屏風づくりと文化財解説」では、和尚さんによる数々の襖絵や屏風を特別に案内してもらえます。また、風神雷神屏風の目の前で、風神雷神図ミニ屏風づくり体験ができ、つくった屏風はお持ち帰りできます。
本物の屏風づくりと工程が同じだそうで、できあがった屏風が本物のようでかなり嬉しい。京都旅のよい思い出になること間違いなしです。
キャンペーンでは、参拝整理券と京の涼さがしチケット2枚、オリジナル京うちわがセットになった商品も提供中。通常なら体験できない、素敵なコンテンツが揃っていますので、〈建仁寺〉へ行く場合は、旅行前にサイトをチェックしてみてください。
〈建仁寺〉
■京都市東山区大和大路通四条下る小松町
■ 10:00~16:30 受付終了(午後5時閉門)
■拝観料600円、中高生 300円、小学生 200円 ※小学生未満は無料
※小学生以下のみでの拝観は不可
極上和牛のすき焼きを納涼床で味わえる〈こま井亭 すき焼き〉。
夕飯は上木屋町 細路地奥にある〈こま井亭〉へ。お店の入口は奥まった場所にあり、こういった雰囲気も京都らしい。京都通になったような気分に浸れるお店です。
同店では、近江牛を使用したしゃぶしゃぶやすき焼きを提供。今回はすき焼きを味わいます。
すき焼きは、雌牛特有のやわらかな旨味のお肉を、割下を使わず白ザラメと醤油のみを使用し、すき焼きの味の決め手となる香味野菜が“玉ねぎ”と“九条ネギ”なのが、京都流らしい。
温まった鉄鍋にラードを入れて溶かしたあとに牛肉を入れ、ザラメを入れてササッと醤油をひと回し。その間に卵をかき混ぜて待ちます。
醤油をかけた瞬間にブワッ!と香ばしい香りが漂い、ササッとひっくり返したら溶き卵の中へ。お姉さんの華麗なる手捌きを見つつ、熱々の極上お肉をいただきます。柔らかくてとろけるような近江牛の旨味は、ブルッ!と身震いするほど。
お肉をシンプルにいただいたあとは、京野菜やお麩やよもぎ麩餅などと一緒に煮込んで味わいます。晴天であれば、鴨川の納涼床が楽しめたのですが、取材時は残念ながら小雨が降っていたので、お部屋の中から鴨川を眺めてすき焼きを食べました。夏の鴨川は、納涼床で御馳走を味わいながら、乾杯するのも素敵。ぜひ一度、近江牛の極上すき焼きを風流な納涼床で味わってみて。
〈こま井亭 すき焼き〉
■ 京都府京都市中京区木屋町三条上ル大阪町532
■ 050-5492-9861
■17:30~22:00
■日月休
■ 公式サイト
元学校をリノベーションしたお宿〈THE GATE HOTEL 京都高瀬川 by HULIC〉。
1日の疲れを癒す宿は、〈THE GATE HOTEL京都高瀬川 by HULIC〉。同ホテルは、京都市が推進する元立誠小学校跡地の活用事業として、既存校舎の一部を保全、再生して運営されたホテルです。
朝食は「和食」と「洋食」の2つから選べます。洋食も魅力的なのですが、京都のおばんざいが楽しめる、「和食」をチョイスしてみました。16種類のおばんざい、そしてお粥(またはごはん)とお味噌汁で京都の朝を堪能。また、パンもおいしいと聞き、さらに食べてしまいましたが、お腹がいっぱいでもおいしいパンは食べられてしまうから不思議です。
食事のあとはホテルでチェックアウトまでゆっくりしてもよし、フロントに荷物を預けて朝の鴨川を散歩するなど、緑豊かな京都の街をぐるりと回り、自分お気に入りの「涼」を見つけて楽しんでくださいね。
〈THE GATE HOTEL 京都高瀬川 by HULIC〉
■ 京都府京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310-2
■ 075-256-8955
■ 公式サイト
また、JR東海の『EX 旅のコンテンツポータル』では、さまざまな体験が楽しめる特別なプランを販売しています。
『そうだ、京都行こう。』と思い付いたら、公式サイトをチェック!