『LOCKER ROOM』はみだしレポート 【アーチェリー】武藤弘樹選手/『LOCKER ROOM』はみだしレポート
Hanako本誌の人気連載「LOCKER ROOM」で紹介しきれなかった写真&こぼれネタをご紹介。今回は1207号から、アーチェリー・武藤弘樹選手。
今回、『LOCKER ROOM』に登場してくれたのは、東京五輪のアーチェリー男子団体で銅メダルに輝いた武藤弘樹選手。練習先のアーチェリー場にオジャマすると、わざわざ練習の手を止めて本誌スタッフに頭を下げる。そして、所属先であるトヨタ自動車の社名と本人の名前が入った名刺を差し出し、「お世話になります」と丁寧なあいさつ。アスリートご本人との名刺交換が行われるとは! とてもレアな光景です。撮影が始まるまでの間には、愛用の道具を使いながら、弓や矢の仕組みを解説してくれる武藤選手。撮影前には練習で使っていた矢ではなく、羽がついた矢を準備。聞けば、アーチェリー選手は皆、自分で矢に羽を貼り付けるそう。「比較的、手先が器用じゃないとうまく貼れないかもしれませんね(笑)」と競技の裏側を話してくれました。
本誌でも少し触れたが、大好きなYouTuber“東海オンエア”の動画をチェックすることもオフの楽しみ。東海オンエアは愛知県岡崎市に拠点を置く6人組YouTuberで、愛知出身の武藤選手とは同郷。「僕は大学から上京したのですが、最初の頃は方言をイジられることもあって…。元々、方言を直す気はありませんでしたが(笑)、東海オンエアは僕の知る言葉を話し、耳にも馴染むし、親近感が湧いた。大学1年から見ていて、かれこれ6年以上ファン。けっこう古参だと思います(笑)。東京五輪中も選手村で見て、笑うことでリラックスできました」と明かす武藤選手。銅メダル獲得にはお気に入りYouTuberの動画も一役買っている…のかも!?
・Birthday 1997/6/26
・Blood type A
・Height 175cm
・Birthplace AICHI
むとう・ひろき/中学1年から競技を始める。慶應義塾大学卒。高校1年で世界ユース選手権に初出場し、高校3年次の同大会では男子団体で銅メダル獲得。その後、高校生でナショナルチーム入り。昨年の東京五輪では男子団体で銅メダルを獲得した。