植物療法で春の不調をケア。 春のムズムズ対策に!目のかゆみや鼻詰まり解消になるハーブ&アロマレシピ
寒い冬をようやく乗り切り、暖かく心地よい季節の到来……と思いきや、寒暖差や花粉で心身ともにイマイチなコンディション。そんな春特有の不調を乗り切るべく、植物療法を学びます。2月26日(土)発売Hanako1206号「自分を高める、学びの教科書。」よりお届けします。
1.アイブライトで目をスッキリ!
その名の通り、輝くような美しい瞳になれることから名付けられた植物、“アイブライト”。目にかゆみがあるときは、ハーブティーを冷やして洗浄液代わりにするのがおすすめ。炎症を抑える効果が!
■用意するもの
・目元用カップ
・ハ ーブ(アイブライト) …大さじ1杯( 2日分)
■作り方
1.ティーポットにアイブライトとお湯を入れ、ハーブティーに。
2.冷めるまで待ち、さらにコーヒーフィルターで濾し、茶葉のない抽出液に。これを清潔な目元用カップに入れ、片目ずつ浸して洗眼。余った液は冷蔵庫に入れ、2日以内に使い切る。使い切れなかったら飲んでもOK。タオルやガーゼに浸して目の上に“湿布”すると疲れ目ケアに。
2.アロマミストで鼻詰まり解消。
強い殺菌作用を持つティーツリー、巡りやデトックスを促すユーカリ、消炎効果が高いラベンダーなどの精油をブレンド。マスクにワンプッシュするだけで、スーッとした清涼感で鼻も気分も爽快に!
■用意するもの
・スプレーボトル精油(ユーカリ…8滴/ティーツリー…7滴/ラベンダー…C5滴/お好みでレモン、グレープフルーツ…各1滴)
・水…90ml
・無水エタノール…10ml
■作り方
1.スプレーボトルに、水と無水エタノールを入れる。
2.ブレンドした精油を入れて、軽く振ったら完成。精油は上記以外に、炎症を鎮め、リフレッシュ感をもたらすペパーミントや痛みを和らげるローマンカモミールなどもブレンドOK。精油は合計20滴になれば、お好みで配合を変えても◎。直接肌に触れないよう、マスク外側に噴きかけて。
Teacher…植物療法士 菅原あゆみ(すがわら・あゆみ)
〈ネロリハーブ〉オーナー。メディカルハーブを基本としたオリジナルブレンドハーブティーを展開。1人1人の体質や悩みに合わせて、ハーブティーのオンリーワンブレンド(紹介制・要予約)も。