行くべき、観るべきイベント! 鳥取の食と民芸に出会う人気イベント「co-tori」が今年も開催!
いま行っておきたいアツいイベントを独断と偏見で紹介する連載。毎週金曜夜更新中♡
鳥取の食や民芸が集結する「co-tori」3月4日まで。
「スタバはないけど、スナバ(コーヒー)はある」なんて自虐ギャグをぶっ放した鳥取県。2015年にスタバが初出店して以降は「スタバも砂場もある県」になってますます絶好調。そんな陽気でお茶目な鳥取の食や手仕事を東京・中目黒で堪能できるイベント「co-tori」が今年も開催されるわよ!
鳥取県ってものづくりが盛んな街なんだってこと知ってた? 鳥取は民藝運動家、吉田璋也によって民藝の思想が実践された地。現在も「用の美」の精神と伝統の技術を学びながら、今の時代にあったものづくりの姿勢が根付いているの。たとえば、1000年以上続く因州和紙の伝統を受け継ぎながら、現代の暮らしに合った和紙づくりを行う「大因州製紙協業組合」。鳥取民藝の父、吉田璋也が中国の青龍刀から着想してデザインしたという独特な形のデザインナイフ、焼き物好きや民藝好きにはおなじみの牧谷窯、山根窯、延興寺窯、因州中井窯、などなど。どう、民芸好きだったら踊り出したくなるでしょ!
「co-tori」ではそれらの民芸と鳥取の食が大集結。その中心となるのがクラフトショップ〈工藝 器と道具 SML〉(目黒区青葉台1-15-1 AK-1ビル1F)よ。イベント期間中はカフェやマルシェ、酒場などたくさんの催し物を開催。
まず、注目したいのが2月24日、25日に開催されるマルシェ「co-tori 商店」。普段は鳥取でしか味わえないアレコレが2日間限定で中目黒に集まってるんだって。アレコレってめっちゃ気になるよね。アレコレってなんなのー!
|「コウボパン 小さじいち」の「おやきマフィン」|
3月3日にはは、同じく〈工藝 器と道具 SML〉で鳥取を代表する酒蔵「山根酒造場」のコーディネートによる食と日本酒が楽しめるイベント「co-tori 酒場」がオープン!
さらに、イベント期間中は中目黒の5つのお店で鳥取直送の食材を使った限定メニューが楽しめる企画「co-tori カフェ」が開催されるわよ。さらに古民家の〈DAYS –gallery-〉(目黒区上目黒1-7-5)では鳥取の伝統工芸品「因州和紙」のエキシビションも開催。日本各地や世界で活躍する個性的なアーティストやクリエイターの作品を紹介するそう。
中目黒にいながらにして鳥取県にいるような気分を味わえる9日間。ショートトリップしたつもりで楽しんじゃって!
■「co-tori 2018」2018年2月24日~3月4日。
①「TOTTORI craft」展〈工藝 器と道具 SML〉目黒区青葉台1-15-1 AK-1ビル1F。03-6809-0696。2月24日~3月4日。12時~20時(土日祝 11時〜)
②「co-tori 商店」〈工藝 器と道具 SML〉目黒区青葉台1-15-1 AK-1ビル1F。03-6809-0696。2月24日、25日。11時~17時。
③「co-tori 酒場」〈工藝 器と道具 SML〉目黒区青葉台1-15-1 AK-1ビル1F。03-6809-0696。
3月3日。15時~20時。
④「co-tori カフェ」2月24日~3月4日。
鳥取の人気店、生産者の食材を使用した9日間限定メニューを中目黒の5つのお店で楽しめる。
1. 「SIDE WALK STAND」(目黒区青葉台1-23-14):「森の生活者」の「紅茶のクッキー」「黒糖くるみのスコーン」
2. 「PLAIN PEOPLE nakameguro」(目黒区青葉台1-16-10):「大山くろぼく野菜畑」のにんじんを使用した「レッドスムージー」「キャロットケーキ」
3. 「工藝 器と道具 SML」(目黒区青葉台1-15-1 AK1ビル1F):「コウボパン 小さじいち」の「おやきマフィン」
4. 「SOAKS」(目黒区上目黒1-15-10):「丸瀬屋」の玄米甘酒、金胡麻を使用した「根菜と色々野菜の温かいサラダ玄米甘酒を使ったアンチョビオニオンドレッシング」「玄米甘酒とレモンクリームチーズのスコップケーキ 自家製無添加レモンピューレを添えて」
5. 「Meat & Bakery TAVERN」(目黒区上目黒1-5-7 代官山関ビル1F):「福田養蜂場」のアカシア、百花を使用した「鳥取県産はちみつ使用のフレンチトースト」「鳥取県産ハチミツ2種とフロマージュブランの一皿」「自家製ベーコンステーキ ハニーマスタードソース」
⑤:「TOTTORI inshu-washi Exhibition ー因州和紙を知る、触れる、着る」〈DAYS –gallery-〉目黒区上目黒1-7-5
2月24日、25日。11時~18時。
ラトビアのプロダクトと手仕事 展「Happy New Latvia」
|photo by Miho Kakuta|
バルト海に位置するバルト三国の一つ、ラトビア。名前は聞いたことはあるけれどあんまり知らないという人も多いはず。実は雑貨好き要チェックの国なの。ハンドクラフトがとても盛んで、民芸のお祭りを開催しているほどなの。特に6月に行われる民芸市は伝統工芸の担い手たちが集まって、かごやリネン、民族衣装などを売っているんだって。たまんないでしょ。もう6月に行きたくなっちゃったでしょ。でも待てない、今すぐ行きたい!と思ったアナタ。まぁちょいとお待ちなさいな。落ち着いて乃木坂〈Books and Modern〉へ行ってほしいわ。24日から「ラトビアのプロダクトと手仕事展 「Happy New Latvia」が開催されるのよ。
もう〜キュートなアイテムがひしめきあっちゃってるからね、たとえば、1950〜80年代のヴィンテージテーブルウェア、手作りのカゴ、ミトン、オーガニックのアロマキャンドル…。あ〜書いているだけでワクワクするわ。しかも初日には貴重なラトビアのドキュメンタリー映画「ルッチと宜江」を上映(16:00より)。映画好きも行っておきたいわね。
■「【 ラトビアのプロダクトと手仕事展 「Happy New Latvia」 】〈Books and Modern 〉 東京都港区赤坂9-5-26パレ乃木坂201。
2月24日~3月11日。
12時〜19時。会期中、月・火曜休。