カウンターでパティシエが仕上げるできたてスイーツ 〈W大阪〉のカフェ『MIXup』でいただく、季節限定デザートコース「クリスマスチーキー」。

大阪御堂筋沿いに位置する〈W大阪〉。マリオット・インターナショナルのラグジュアリー・ライフスタイルホテルブランド「W」は、台湾などにもあり海外でも大人気のホテル。日本には大阪にしかありません。シンプルでスタイリッシュな外観とは裏腹に、館内はカラフルでポップ。〈W大阪〉1階の『MIXup』は、かっこよさとかわいさを兼ね備えた内装で、一歩足を踏み入れると気持ちがぱっと明るくなります。

店内は中央にカウンターがあり、カウンターの向こう側にはパティシエがスタンバイ。これからはじまるスイーツコースにワクワクします。カウンター席に座り、テーブルの上を見るとさらにワクワクするものが！『MIXup』は音楽をコンセプトにしているとのことで、テーブルの上にはショープレート代わりのレコード、メニュー表であるCDがセッティングされていました。

それでは早速、スイーツコースのスタート。ウェルカムドリンクのノンアルコールスパークリングワインと、かわいいスノーマンがテーブルにやってきました。パティシエの故郷スイスでは、クリスマスの時期に雪が積もるそう。雪が降ったときに作ったスノーマンを、スイーツで表現。帽子部分はマジパン、頭の部分はチョコでコーティングされたレモンクリーム、体の部分はレモンパウンドケーキです。小さなスノーマンですが、帽子、頭、体で3つの味を楽しめます。

クリスマスと言えば、ツリー。パティシエが、クルミ、クランベリーコンポートなどのうえに、雪のようなマスカルポーネクリームをのせたら、その上に薄いチョコレートで作られたツリーをトッピング。パティシエが目の前で仕上げてくれるので、スイーツ完成までの工程を見るのが楽しい。

ツリーの次は、なんだと思いますか？とパティシエ。クリスマスの日、ツリーの下に置かれているものは、そう、クリスマスプレゼント。リボンがかかったプレゼントボックスは、お口に入れるとスミレの香りがふわっと広がります。カシスコンポートのやわらかい食感と、底の部分のサブレのサクッとした食感が楽しめます。

クリスマスディナーの定番メニューはチキン。今回のスイーツコースではミニチキンバーガーとして登場。揚げたてのフレンチフライ、ミニサイズのコーラとご一緒に。スイーツコースの途中でコーラが出てくるのがおもしろい！やっぱりバーガーにはコーラですね！

そしていよいよ登場、サンタクロース。シェフの手によって、お皿にイチから盛り付けられていくのですが、一体どんなサンタさんなのか、期待に胸が膨らみます。まずはピスタチオのケーキとクッキーがお皿に並べられました。これは木のように見えますね。そして、いちごの帽子がかわいいサンタさんと、チョコのトナカイのソリがお皿に並べられました。最後にお砂糖の雪を降らせてできあがり。サンタさんのお髭はシャンティークリーム、体はいちごのコンポートと、ピスタチオのパウンドケーキです。

デザートコースも終盤にさしかかってきました。チョコレートのドームの上にちょこんとのったチェリー。よく見るとチョコでできています。このスイーツは、チョコを割っていただくようパティシエから説明があったので、そのとおりにしてみると、中からチョコレートのアイスと、生クリーム風味のアイスがお目見え。ミルクでできた泡と一緒にいただきます。

デザートコース最後の一皿。ボンボンチョコレート、キャンディー、パトドフリュイ、レモンサブレ、マロングラッセです。チャイティーと一緒にいただきました。

ドリンクはコーヒー、紅茶がフリーフロー。ほうじ茶ラテ、抹茶チーノなどもあり。ホット・アイス両方可能。お好きなものをお好きなだけいただけます。

パティシエがゲストの目の前でスイーツを仕上げるデザートコースは、今年5月にスタートし、スイーツ好きの方に好評なんだとか。ひと皿ずつテーブルにサーブされるデザートコースは、たくさんのスイーツがテーブルに所狭しと並ぶアフタヌーンティーとはまた違った良さがあります。パティシエが目の前でスイーツを仕上げ、そのスイーツのエピソードを聞けるのはデザートコースならでは。カウンター席なので、おひとりさまでも利用しやすいのもポイント。我こそはスイーツマニアだ！という方に是非行っていただきたいです。

■場所　〈W大阪〉1階『MIXup』
■期間　12月1日（水）～26 日（日）
■時間　11:30～、13:30～、15:30～※前日の15時までに要予約
■料金　6,000円（税・サービス料15％込）