みんなの手芸入門。 手袋やエコバッグがオリジナルに変身!『アルファベット刺繍のブローチ』の作り方。
LEARN 2022.01.04
Hanakoの人気特集「自分を高める、学びの教科書」特別編の今回は、手芸がテーマ。手芸未経験者でも材料と道具を用意すればすぐに作ることができる、わかりやすい解説動画付きでお届けします!今回ご紹介するのは、『アルファベット刺繍のブローチ』。好きなアルファベットを刺して、ブローチやワッペンに。オリジナルアイテムにアレンジしてみよう。11月27日(土)発売 Hanako1203号「一緒に暮らしたい、家電のこと。」よりお届け。
「少しいびつなくらいが味になっていい。」
刺繍作家の神尾茉利さんの作品は、愛らしいアルファベットモチーフや今にも動き出しそうな動物など、物語を感じる刺繍が魅力。刺繍を楽しむコツは、カラフルにすること。「使わない色だけを決めて、好きな色を何色かピックアップするとまとまりやすくなります。実際に刺してみると印象が変わることもあるので、刺繍をしながら色を決めていきましょう。また一番大切なのは、手元を明るくして刺繍をすること。きれいな縫い目に仕上がりますよ」
手持ちのバッグやTシャツ、手袋などに縫い付けるだけのワッペンは、ブローチよりも簡単。土台となるフェルトの形を工夫するだけで、かわいく仕上がるそう。「端の処理も必要ないフェルトを使うのが初心者にはおすすめ。サテンステッチは、角を意識するときれいに仕上がります。刺繍はうまくできなくても、少しいびつなくらいがかわいいと思うので、楽しんでトライしてみてくださいね」
Navigater…神尾茉利(かみお・まり)
刺繍、絵、言葉によるクライアントワーク、テキスタイルプロダクト制作、インスタレーション作品の展覧会等で活動。近著に『刺繍小説』(扶桑社)。