『LOCKER ROOM』はみだしレポート 【車いすバスケットボール】鳥海連志選手/『LOCKER ROOM』はみだしレポート
Hanako本誌の人気連載「LOCKER ROOM」で紹介しきれなかった写真&こぼれネタをご紹介。今回は1202号から、車いすバスケットボール・鳥海連志選手。
今回、『LOCKER ROOM』に登場してくれたのは、車いすバスケットボール日本代表の鳥海連志選手。先の東京パラリンピックでは日本史上初の銀メダル獲得に大きく貢献。大会の男子MVPにも選出された。本誌の私物紹介では普段の愛用品を拝見。オシャレながま口財布やインスタントカメラと一緒に入っていたワセリンは練習や試合時の必需品とのこと。「何個も持っています。遠征先のホテルに置いておく用、練習前につける用、普段持ち歩く用…など、5~6個持っていて、1バッグに1個入っている感じ。絶対に忘れないようにってことで。いちいちバッグに入れ替えるのも面倒くさいので(笑)」。
バッグには車のキーも。愛車は自身のインスタグラムにも掲載していたジープ ラングラー。「出かけるときの交通手段は車ですね。ドライブも好きで、湘南や千葉の海沿いを走ったり、夜にふらっと、みなとみらいに行くこともあります」。
さらに、輝かしい銀メダルもバッグにIN!「今は取材などで見せてほしいと言われることが多いので、ずっと持ち歩いています。持ち歩く必要がなくなったら、実家に送りたいなと思っています。自分の家では箱に入れたままになると思うので」とハニかむ鳥海選手。東京パラが終わった今、次なる目標は3年後のパリパラリンピックでのメダル獲得。その前には来年、千葉で開催されるU23世界選手権もある。日本チームのエースとして再び躍動する姿を期待して――。
・Birthday 1999/2/2
・Blood type B
・Birthplace NAGASAKI
ちょうかい・れんし/生まれつき両手足に障がいがあり、3歳で両下肢を切断。12歳で競技を始め、15歳で日本代表に初選出。チーム最年少の17歳でリオパラリンピックに出場。東京パラリンピックでは日本史上初の銀メダル獲得の立役者に。