目の前で時速80キロで走り抜ける自転車競技の迫力に興奮しちゃう。 千葉市〈TIPSTAR DOME CHIBA〉で『PIST6 Championship』観戦!
千葉市に誕生したばかりの〈TIPSTAR DOME CHIBA(ティップスター ドーム チバ)〉は、1周250メートルの木製トラックを6人の選手が駆け抜ける自転車競技の会場です。現在開催中の『PIST6 Championship(ピストシックス チャンピオンシップ)』の迫力あるレースと一緒に、会場でのパフォーマンス、フードやアートも体験してきましたので、ご紹介します。
10月に誕生したドーム型競技場〈TIPSTAR DOME CHIBA〉。
10月に千葉市にオープンした自転車競技のためのドーム〈TIPSTAR DOME CHIBA〉。国内では3例目の周長250メートルという国際基準にあった木製のトラックを備えています。観客席は約2,000席用意されています。
ドームに到着すると、迎えてくれるのはニューヨークを拠点に活躍する現代美術家、松山智一氏の彫刻作品2点と壁画です。
ドーム内には4箇所のフードエリアが設けられています。ニューヨークスタイルのピザやトラックの長さ250メートルにちなんだ250ミリメートルと長いソーセージを使ったホットドッグなどフードメニューが充実。ケーキがひと切れ丸ごとカップにのせられたスイーツのようなシェイクも販売されています。
〈TIPSTAR DOME CHIBA〉内にはオリジナルグッズが販売されているショップもあります。カラフルなグッズは、なかなかおしゃれ。ディスプレイとして競技用の自転車が展示されています。
トラックを自分の足で歩ける貴重な体験も!
レースが始まる前に、バンクウォークが開催されました。選手たちが自転車で走るコースを歩くことができるんです。1周250メートルのコースに入ってみると、コーナーのそびえ立つような傾斜に驚かされます。
レース中は目の前を疾走する選手たちに思わず興奮!
レース開始まであとわずか。オープニングイベントが開催されました。ダンスチーム『PIST6 DANCERS』のパフォーマンスとバイオリンとチェロの演奏、そして光や炎、スモークによる演出が会場内を盛り上げます。
そしていよいよ、6人の選手が自転車をたずさえて入場。発車は人が支えるスタイルのホルダースタート。審判の号砲とともにレースがスタートします。
1周目は時速約30キロメートルでペーサーと呼ばれる自転車が先頭を走るルールです。選手の並び順はスタートから変わらず、2周目から位置取りを変えます。
3周目にはペーサーのスピードは時速50キロメートルほどになり、さらにスピードが速くなっていきます。4周目になるとペーサーが外れて、選手たちは一気に加速します。最終6周目のフィニッシュラインに到着した順位によって、着順が決定。
目の前を走る自転車が周を追うごとに加速していく様子に、会場も大盛り上がり。私も予想以上にドキドキしてしまいました。
『PIST6 Championship』は競輪の一種。車券と呼ばれる投票のシステムがありますが、〈TIPSTAR DOME CHIBA〉には券売機がなく、専用アプリ「TIPSTAR(ティップスター)」でベットできるようになっています。実際にお金をベットせずとも、無料のメダルで投票してゲームのように楽しむと選手の応援にもつながります。
国際基準のトラックを使って行われる『PIST6 Championship』。今後は海外のトップ選手の参加も見込まれています。もちろん将来はオリンピックへの出場を目指している選手も参加しているので、有望な選手を見つけたらずっと応援したくなってしまうかもしれません。〈TIPSTAR DOME CHIBA〉で繰り広げられる世界レベルの高速の戦いに、熱くなってみては?
『PIST6 Championship』
■会場 〈TIPSTAR DOME CHIBA〉
■千葉県千葉市中央区弁天4-1-1
■チケット レギュラーシート2,000円 プレミアムシート5,000円
■公式サイト