ニューヨークの街角にあるようなお店のスイーツは味も食べ応えもアメリカン! アメリカンヴィーガンベイクショップ初の店舗〈ovgo B.A.K.E.R Edo St.〉が小伝馬町に。
この1〜2年でヴィーガンフードが急激に身近になってきました。そんな中注目したいのが、同級生の女性3人が中心になってはじめたアメリカンヴィーガンベーカリーブランド〈ovgo B.A.K.E.R(オブゴベイカー)〉です。小伝馬町できたブランド初の路面店〈ovgo B.A.K.E.R Edo St.(オブゴベイカーエドストリート)〉にお邪魔してきました。
ニューヨークのお店のような明るいベーカリー。
〈ovgo B.A.K.E.R Edo St.〉があるのは、注目のニュースポットが続々誕生している日本橋エリア。東京メトロ小伝馬町駅から江戸通り沿いを歩いて1分のところにお店があります。まるでニューヨークにあるような店構えに、街を歩くご近所さんも興味を持っている様子。
お店に足を踏み入れると、元気で明るいスタッフさんとずらっと並んだクッキーやマフィンが出迎えてくれます。
〈ovgo B.A.K.E.R〉は小学校の同級生で、食べるのが大好きという共通項を持った女性3人が始めたベーカリーブランドです。代表を務める溝渕由樹さんがアメリカでヴィーガンのクッキーに出会い、日本にはまだおいしいヴィーガンのお菓子がないと、自分たちで作りはじめました。試行錯誤の結果、「これは売れるんじゃない?」と3人が納得するお菓子が次々に誕生。
それぞれ仕事を持ちながら、2019年からポップアップショップとしてイベントなどに出店。オンラインストアやカフェでの取り扱いが増えて、わずか1年半ほどで〈ovgo B.A.K.E.R Edo St.〉としてお店をオープンするまでに至りました。
食べるとヴィーガンなことを忘れちゃうかも!アメリカンなクッキーや焼き菓子がずらり。
数あるクッキーの中でいちばん人気は「インポッシブルチョコレートチップ」という名前のクッキーです。食べ応えのあるサイズと見た目だけでなく、噛んだときの少しねっとりした感じ、つまりチューイーな食感もアメリカン。
1つのローフにバナナが7本ほど入るというバナナブレッドも、食べ応えもある人気メニューです。ブラウンシュガーを使った自然な色と膨らみのある甘さもバナナの味を引き立てます。
〈ovgo B.A.K.E.R〉オリジナルのスコッキーは、外はサクサク中はしっとりした食感が魅力です。なんと失敗から生まれた商品なんです。粉を間違えた生地を焼いてみたら、これはいける!と誕生したのだとか。
「メープルウォールナッツ」はメープルシロップの風味とクルミのほんのり苦い美味しさのコンビネーションが○。「抹茶チョコレートチャンク」は鮮やかな色からも分かるように、抹茶をかなり贅沢に配合。クッキーと共に抹茶フレーバーは人気です。
オリジナルの甘くない焼き菓子や夏にぴったりのドリンクもヴィーガン。
〈ovgo B.A.K.E.R〉には、甘くない焼き菓子もユニークなラインナップが揃っています。スコッキーの「ガーリックペッパー」はスタッフさんのイチ押し。ほんのり甘い生地の中に、にんにくの風味と胡椒の辛みが効いています。「ジローラモ」というユニークなネーミングのスコッキーは、オレガノとドライトマト、オートミールが入ってイタリアンな風味が楽しめます。
ミニトマトがポイントのマフィン「アラビアータ」は、生地にカイエンペッパーが程よく練り込まれていてピリッとした味わい。夏にぴったりの季節限定品です。
もちろんドリンクも販売しています。中でもおすすめは「オルチャタ」。スペイン発祥で、メキシコなど中南米でも親しまれているシナモン入りの冷たい飲み物です。見た目はシェイクしたミルクのようですが、すっきりしていて後味もさっぱり。「オルチャタ」はチャイもあります。
〈ovgo B.A.K.E.R〉はヴィーガンのお店なので、コーヒーに入れるミルクは豆乳、オーツミルク、大麦ミルク、ライスミルクとお菓子にも使われている4種類のミルクから選べます。しかも追加料金はなしなので、色々試してみたくなりますよね。
まずはおいしいことがいちばん!という〈ovgo B.A.K.E.R〉。各地でのポップアップショップや都内、北海道や京都のカフェやオンラインストアでも販売されています。日本橋小伝馬町の〈ovgo B.A.K.E.R Edo St.〉では、ブランドが持つアメリカンな世界観と一緒にヴィーガンのお菓子やドリンクが味わえるので、気軽な気持ちで立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
〈ovgo B.A.K.E.R Edo St.〉
■東京都日本橋小伝馬町10-8
■電話番号非公開
■11:00~19:00
■無休
■公式Instagram