お寿司1貫99円〜、ワインは499円〜! カジュアルに“カウンター寿司デビュー”!〈寿司とワイン サンチャモニカ〉が三軒茶屋にオープン。
カウンターのある寿司店と聞くと、敷居も値段も高いイメージがつきもの。しかし、そんな先入観を覆すカジュアルな寿司酒場〈寿司とワイン サンチャモニカ〉が、6/22に三軒茶屋駅にオープン。試食会をレポートします。
自由な発想のお寿司と、こだわりワインのマリアージュ。
江戸前寿司の伝統を踏まえながらも自由な発想で創作するお寿司とワインを楽しめる〈寿司とワイン サンチャモニカ〉。
憧れの「カウンター寿司デビュー」もこの店なら気構える必要はなし。とはいえ格安の寿司チェーン店とは一線を画す落ち着いた雰囲気が漂い、デートや女子会にも重宝しそう。
オープンキッチンを囲むカウンター席のほか、テーブル席、ボックス席もあり。おひとり様もウェルカムとのことで、確かにこの肩肘はらないカジュアさは、足を運びやすいです。
お寿司1貫99円から、自慢のコースは3,000円から。
お寿司は単品でも、コース料理でも注文可能です。
1貫99円〜、ワインは499円〜という安価に驚きます。今回は3,000円、4,000円、5,000円と3種あるコース(ドリンクは別途料金)のなかから、5,000円コース(全17品構成)の7品をいただきました。
「しじみ1番出汁」の優しい味わいに胃がほっとしたところで、「水ダコとクレソンのバルサミコ和え」が登場。
バルサミコだけでなく、オリーブオイルと塩コショウ、そしてうま味を出す隠し味のしじみ醤油も入っています。バルサミコの酸っぱさが、クレソンの苦味や水ダコの歯ごたえとマッチ。
看板料理「まぐろ三重奏」×「丹波ワイン樽熟成」。
店の看板料理は、大トロ、炙り中トロ、漬け赤身の3種のマグロが重なり合う握り寿司「まぐろ三重奏」。マグロ好きの夢を叶えてくれる一貫です。
日本固有種のマスカット・ベーリーAを使った軽やかな赤ワインで、スモーキーなうま味が「まぐろ三重奏」を引き立てます。
「余韻で飲めるほっき貝」は、口の中で甘みとうま味がじわりと広がり、舌に残ったあと味だけでお酒がススム一貫。ヒモや貝柱を含めているので、ほっき貝をそのまま1個食べているような感覚に。
希少な「長崎県対馬産の黄金生あなご」× オレンジワイン。
「長崎県対馬産の黄金生あなご」は東京でもあまり食べられない、朝シメの新鮮な生あなごの刺身を使用。梅肉とハチミツをのせており、華やかなオレンジワインとペアリングすれば、絶妙なハーモニーを奏でます。
「うなチー巻き」は、お酒のつまみにぴったりな巻物。クリーミーなチーズと甘いタレのかかった鰻(うなぎ)がよきコンビネーションでした。
「黒豆マスカルポーネ」× 甘いデザートワイン。
デザートは系列店〈酒ワイン食堂 今日どう?〉でも人気の「黒豆マスカルポーネ」。ワイン、日本酒とも好相性ですが、今回は同じく甘いデザートワインとペアリング。スウィートな口福にしばし浸りました。
堅苦しさとは無縁の寿司店で、お寿司とワインの新しい魅力に出合ってみてはいかが?
〈寿司とワイン サンチャモニカ〉
■東京都世田谷区太子堂4-23-11 GEMS三軒茶屋 B1
■03-6805-2998
■17:00〜23:00、土日15:00〜/[7月1日より]12:00〜15:00、17:00〜23:00
※営業時間は緊急事態宣言等の要請に応じて変更になる可能性があります。
■不定休