心身の健康知識を手に入れる。 ホルモンバランスをセルフチェック!セラピストに聞いた『女性ホルモンを整えるための3つの実践。』
コロナ禍で生活リズムが変わり、なんだか調子が悪い…。そんな人にこそじっくりと読んでほしい、心と体に役立つこと。今回は女性ホルモンを整えるための3つの実践をご紹介します。女性の体にとって大切な女性ホルモン。その働きを学びつつ、バランスを整えるセルフケアを習慣に!4月28日(水)発売 Hanako1196号「自分を高める、学びの教科書。」よりお届けします。
1.ホルモンバランスのセルフチェック
体ポイント
□むくみやすい
□お尻や下腹部が冷える
□生理痛がひどい
□便秘や下痢を繰り返す
美容ポイント
□フェイスラインにニキビができる
□顔がどんよりくすんでいる
□髪がパサパサする、抜け毛・白髪が多い
□かかとがガサガサする
メンタルポイント
□PMS(月経前症候群)がきつい
□イライラすることが増えた
□小さなことで悲しくなったりしがちだ
□人と比べやすい
今の状態を知ることが改善の第一歩。
ホルモンバランスの乱れで引き起こされる不調をラインナップ。通常、黄体期に表れることが多いが、バランスが崩れると、月経周期にかかわらず、これらの症状に悩まされる。当てはまる項目が多ければ多いほど、ホルモンバランスの乱れは深刻!
2.呼吸&おなか~子宮エリアマッサージメソッド
1.子宮呼吸
1.子宮を意識した呼吸法。手で逆三角形を作り、おへそに親指を当てた時に、人差し指にあたる部分が、大体子宮の位置。
2.子宮をふくらませるイメージで、腹式呼吸を繰り返す。鼻から吸って、5秒息を止めた後に、口から吐き出す。これを5セット。
2. 小腸マッサージ
1.おへそを囲むように、下腹部から時計回りに全5カ所マッサージ。指の腹を使って、渦を描くように、1カ所5回ほど刺激。
2.外出中も気軽にできるリラックス呼吸法。手のひらにアロマスプレーオイル、香水など、自分の好きな香りを軽く振りかける。
3.口角上げ呼吸
1.外出中も気軽にできるリラックス呼吸法。手のひらにアロマスプレーオイル、香水など、自分の好きな香りを軽く振りかける。
2.目を閉じ、鼻と口を覆った手の中は、にっこりと口角を上げた状態で深呼吸。吐く息は脱力しやすい「はー」がおすすめ。
3.仙骨&おしりエリアマッサージ&ストレッチメソッド
おしりストレッチ
1.おしりを伸ばして血流を促し、女性ホルモンの分泌を活性化させるストレッチ。仰向けになり、左脚が上になるように脚を組む。
2.両手で右脚のすねを抱える。胸に引き寄せたり、離したりを約1分間繰り返し、おしりが伸びるのを感じて。左脚も同様に。
仙骨刺激
1.手をグーにして、おしりの割れ目の上の仙骨を中心に、上下左右にぐりぐりとマッサージする。手にオイルを塗ってもOK。
2.最後に、仙骨をグーで5回強めにたたく。過剰になりがちな交感神経の働きを抑える効果があり、女性ホルモンの乱れを防ぐ。
仙骨あたため
カイロなどで仙骨を温めるだけで、血流アップ。仙骨周辺に、大きな血管の枝が通っているため、冷え解消の即効性あり!
Teacher…Kie(きえ)
プライベートサロン〈美管理spa〉のオーナーセラピスト。「子宮と脳の解放」をテーマに女性の美を追求。よもぎ蒸し講座など、オンラインサロンも大人気。