人生の転機を迎えるあなたへ。 【人生に迷ったら読みたい本】さまざまな業界で活躍する女性たちの転機を支えた本4選
“転機”とは、きっと全ての人に訪れる、自分と向き合って見つめ直すタイミング。さまざまな業界で活躍する女性たちの転機を支えてくれた本とは?
1.『こといづ』 高木正勝/フリーランス・塩谷舞さん
「里山で暮らす音楽家、高木正勝さんの綴る文章を読むと、良い文章を書こう、良い時間を過ごそう…なんて欲深くなっている時でも、まるで草や花や野菜の声を聞いているような気分になり、自分の中にある邪気をみるみるうちにリセットしてくれます」(木楽舎/1,800円)
Profile…塩谷舞(しおたに・まい)/京都市立芸術大学卒業。大学時代より展覧会のキュレーションやメディア運営を行う。会社員を経て、2015年独立。オピニオンメディアmilieuを立ち上げる。現在ニュージャージー在住。
2.『逃げるは恥だが役に立つ』 海野つなみ/YouTuber、助産師・シオリーヌさん
「契約結婚」を切り口に、男女が抱えるさまざまな社会問題について言及した漫画。ドラマ化もされたラブコメディだ。「勇気を持って対等に話し合うことが、よりよいパートナーシップを築くために不可欠であるということを思い出させてくれる作品です」(講談社/全11巻/429〜440円)
Profile…シオリーヌ/1991年生まれ。YouTuberで助産師。初の著書となる『CHOICE 自分で選びとるための「性」の知識』を12月8日にイースト・プレスより刊行予定。現在クラウドファンディングに挑戦中!
3.『SELFISH』 トマス・J・レナード/お祝い&ライフスタイルプロデューサー・オア明奈さん
自分の魅力を最大限に引き出すためのコーチングを28のステップで紹介している本書。「何かを選択する際に、自分本位に生きることに決めました。ただ自分の利益だけでなく、自分の心が喜ぶ上で、バリュー発揮と周りへの貢献ができる方法を選択するように心がけています」(祥伝社/2,200円)
Profile…オア明奈(おあ・あきな)/お祝い&ライフスタイルプロデューサー。個人や法人における節目を祝う機会のプロデュースを行う。人生を振り返ることで自己肯定に繋がるきっかけを様々な形で提供している。
4.『ザ・キッチン』 スタジオ・オラファー ・エリアソン/クリエイティブコンサルティング〈stillwater〉
現代美術家のオラファー・エリアソンがスタッフたちとスタジオで一緒に作っている美しいベジタリアン料理のレシピ集。「仲間と食卓を囲むだけではなく、クリエイションやインスピレーション、コミュニティや進化を大切にしていきたい。そんな気分を思い出させてくれる一冊」(美術出版社/5,200円)
Profile…〈stillwater〉/白石宏子さん、玉置純子さん、青木佑子さんと石原未紀さん(現在は退職)の4人で2011年に創業。企業のブランディング、商品開発、セミナーやワークショップの開催など多岐に活動。