その時、必要な行動は!? 防災クイズで学ぼう!いざという時の行動 vol.3『地震発生時の選択 外出時編』
LEARN 2021.03.17
防災の備え、いざという時の行動は、判断に迷うシチュエーションも多い。覚えておきたい基本の考えやアクションを、防災アドバイザーの室崎友輔さんに教えてもらいます。今回は、地震発生時の選択-外出時編-です。
A1.「駅のホームにいる時に地震が。激しい揺れがおさまったら…。」
正解は…「駅員の指示に従い、安全な場所に。」
火災や地下鉄の浸水など、外に出ないと危険な状況でなければホームや停車中の電車で安全を確保して。人が出口に集中すると階段でなだれになる、押しつぶされてケガをするなどの危険が。
Q2.「歩いている時に地震が。余震が怖い。一時的に避難するなら?」
正解は…「ガススタは耐震性&耐火性が完璧!」
消防法や建築基準の対策がされたガソリンスタンドは、実は災害に強い。阪神・淡路大震災でも火災発生件数はゼロ。さらに災害発生時には支援施設として提供されるスタンドもある。
Q3.「オフィスで長い揺れ。落ち着いたタイミングで移動するなら?」
正解は…「頭上から物が落ちない場所へ。」
オフィスでは、揺れの最中は机の下などで身を守って。長い余震が続く場合は、頭上に危ないものがなく、物が倒れる恐れが少ないエレベーターホールで待機するのがベター。
今回教えてくれたのは…室崎友輔(むろさき・ゆうすけ)
地域防災プランナー、アウトドア防災アドバイザー。防災学者の父の影響もあり、防災事業の道へ。