おこもりスタイルブック2020-21 おうちシアターだからこそ楽しめる!“上映時間150分超え”のおすすめ映画9選。
まわりを気にせずお菓子を食べたり体を動かしたりできるのは、おうちシアターだからこそ!そこで今回は映画の世界観にどっぷり浸って楽しめる、上映時間2時間半を超える作品をご紹介します。
【月永理絵’s CHOICE】
『ハッピーアワー』
ごく普通の30代女性たちが抱える不安や悩みを、総時間317分の緊迫感あふれるドラマとして描く。「女性たちの日常をこれほど丁寧かつ緻密に描写した映画は初めてで感動。4人の顔や声、関係性がどう変化していくのか、じっくり画面と向き合ってみてください」(2020年12月26日よりシアター・イメージフォーラムほかでリバイバル上映中/Blu-ray 6,000円販売元:NEOPA)
Navigator…月永理絵(つきなが・りえ)
「映画酒場編集室」主宰。映画評や取材記事の執筆のほか、書籍・映画パンフレットの編集などを手がける。
【Hanako’s CHOICE】
1.『IT/イット THEEND“それ”が見えたら、終わり。』
スティーヴン・キングの原作を実写化したホラー『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』の続編にして完結編。前作から27年後を舞台に、大人になったルーザーズ・クラブの面々が久々に集結し、再び“それ”と戦う姿を描く。上映時間169分。(Blu-ray 2,381円/発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント、販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント)
2.『ドラゴン・タトゥーの女』
経済ジャーナリストのミカエルは、資産家のヘンリックから40年前に起こった少女失踪事件の真相追求を依頼される。ミカエルは背中にドラゴンのタトゥーを入れた天才ハッカーのリスベットとともに捜査を進めていくが、その中で一族に隠された闇に迫っていき…。上映時間158分。(Blu-ray 2,381円/発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/デジタル配信中)
3.『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
クエンティン・タランティーノの長編監督9作目。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットを初共演させ、落ち目の俳優とそのスタントマンの友情を軸に、ハリウッド黄金期の光と闇を描く。終盤に向けて手に汗握る、あっという間の2時間半。上映時間159分。(Blu-ray&DVDセット4,743円/発売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント/デジタル配信中)
4.『ウォッチメン』
映像化不可能といわれていた同名グラフィックノベルを映画化したミステリー大作。数々の歴史的事件に関わってきたヒーローたちが次々と殺されていく裏で、世界を揺るがす壮大な陰謀劇が展開していき…。2019年に配信されたHBOのドラマ版も必見。上映時間215分。(アルティメット・カット版 Blu-ray 1,886円/発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント)
5.『牯嶺街少年殺人事件(クーリンチェ)』
台湾の名匠、エドワード・ヤンが手がける青春群像劇。舞台は1961年、夏。14歳の少年が同い年のガールフレンドを殺害するという、台湾で初となる未成年による殺人事件が起こる。不良少年同士の抗争、大陸に帰りたいと願う親世代の焦りや不安を描きながら、当時の台湾の社会的背景を浮き彫りにしていく。上映時間236分(Blu-ray 6,800円/発売・販売元:ハピネット)
6.『アイリッシュマン』
第二次世界大戦後のアメリカの裏社会を生きた無法者たちの人生を、一人の殺し屋の視点を通して追った、3時間を超える超大作。マーティン・スコセッシ監督と22年ぶり9度目のタッグを組んだロバート・デ・ニーロをはじめ、アル・パチーノやジョー・ペシなど、ハリウッドのレジェンド級俳優たちによる豪華共演も見どころ。上映時間209分。(Netflixにて独占配信中)
7.『TENET テネット』
「TENET」という謎のキーワードと、未来からやってきた敵と戦うミッションを与えられた主人公が、第三次世界大戦に伴う人類滅亡の危機を防ぐべく奮闘する姿を追う。上映時間150分。(Bluray&DVDセット4,527円/発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント、販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント ※2021年1月8日リリース、デジタルレンタル開始)
8.『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
実在する株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの回顧録を映画化。1980~90年代のウォール街で大金を稼ぎ、その栄光の果てに証券詐欺の容疑で逮捕された伝説の男の成功と放蕩、そして破滅…。ダイナミックかつセンセーショナルな半生をレオナルド・ディカプリオが熱演。上映時間179分。(Blu-ray 1,886円/発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント)